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増田勇一のmassive music life

BURRN!4月号の話🔥

2024.03.05 06:01

3月5日、BURRN!誌4月号が発売を迎えた。今月の表紙+巻頭はJUDAS PRIEST。その巻頭特集をはじめ、QUEEN+ADAM LAMBERT、QUEENS OF THE STONE AGE、KATATONIAの記事を担当した。

JUDAS PRIESTについてはロブ・ハルフォードとリッチー・フォークナーに個別でZOOM取材を行ない、そのうえで最新アルバム『INVINCIBLE SHIELD』についての考察記事も書いた。彼らの歴史上においても間違いなくONE OF THE BESTだといえるような力作なのだが、そんなにも強力なアルバムがデビューから50周年を迎えている老舗バンドから届いたという事実に興奮をおぼえずにいられないし、とにかく作品自体が素晴らしい。このアルバムは3月6日に日本先行発売となるが、JUDAS PRIESTのファンはもちろんのこと、すべてのメタル・ファンに聴いてもらいたい1枚だ。僕はといえば早くも「これは今年の年間ベスト・アルバム候補なのでは?」などと気の早すぎることを考え始めていたりする始末だ。

QUEEN+ADAM LAMBERTについては、あちこちにたくさんのライヴ・レポートが掲載されるだろうということを見越したうえで、ライヴ自体の経過を追うような実況的レポートではなく、これまでの来日公演の流れを踏まえたうえでの「今現在なりのQ+ALの稀有さとその進化」というような記事を書かせてもらった。自分で言うのもナンだが、こういう視点でのライヴ・レポートというのは他にはあまりないのではないだろうか。他誌では見ることのできないライヴ写真も豊富に掲載されているので、その点でもご満足いただけるのではないかと思う。

QUEENS OF THE STONE AGEについては、思いがけずインタビューの機会が巡ってきた。実はBURRN!では以前にもジョシュ・ホーミのインタビューを掲載したことがあるのだが、今回の取材相手はトロイ・ヴァン・リューウェンとマイケル・シューマン。ジョシュ不在の状態でのインタビューだからこそ逆に現在のこのバンドのメカニズムみたいなものを浮き彫りにすることができたのではないかという気がしている。また、同じくバンド力の強さが感じられたKATATONIAについては東京公演のレポートを書いている。

他にも読みごたえのありそうな記事がたくさん掲載されているので、是非誌面をチェックしてみてほしい。