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『AAMIR』

2018.11.12 14:05

こんばんは!広報部の杉本です!

寒い日が続きますね❄️皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて本日で本祭まであと15日となりました✨

本日も引き続きプログラムBの入選作品の紹介をしていきたいと思います!


【入選作品紹介⑦】

『AAMIR』(アメリカ)


監督:VIKA Evdokimenko

あらすじ

『AAMIR』は私と共同脚本家がカレーにある「ジャングル」でボランティアをしていた時に会った孤児の話を基にした短編映画です。「ジャングル」はその当時、ヨーロッパで最大の非公式の難民キャンプでした。しかし、2016年の10月に取り壊され、現在では何千もの住居のない孤児たちがヨーロッパ中をさまよっています。彼らはしばしば人身売買されたり、虐待されたりし、時には行方知らずとなってしまっています。そのような子供たちの行く末、運命を徹底的に調査をした結果に基づき、『AAMIR』ではヨーロッパで難民として一人で生きようとした末に非行に走ってしまった少年を描きました。


実行委員講評


“すべてが煙に巻かれ、孤独だけが残る” 

彼の日常は一瞬にして踏み躙られた。ボランティアの女性に母を求め、母の形見である時計にすがる少年に、社会はひどく冷たい。いたいけで小さな背中に、果てない孤独が重くのしかかる。彼を救える人はどこにもいないのだ。彼らが抱える問題は、我々が想像するよりもずっと重く根深い。煙に巻かれるように曖昧で、それでいて強烈なラストに、底の見えない恐怖を呼び起されずにはいられない。



この作品はプログラムB(11月28日、29日)に上映予定です!

是非ご来場ください!