簡単工作『 桜スタンプ』

今回は２歳前の子供でもできるペットボトルを用いての桜スタンプを取り上げます。

準備する材料は画用紙、絵の具、炭酸飲料用ペットボトル、スポンジですがステンシル用スポンジタッチを準備しても良いでしょう。２歳向けのスタンプですからパレットではなく深さのある紙皿もご準備下さい。

ペットボトルは必ず底が丸い炭酸飲料が入っているものを使用します。ボトルの底で桜の花びらに見立ててスタンプしますが、口先は木の枝や幹を描くためにスポンジを差し込んで描きます。ペットボトルの操作が難しい場合は筆やスポンジ自体を持ち描いても良いでしょう。

パレットに絵の具を出すこともできますが、スタンプになると子供達はだんだんとテンションが上がるのでできれば深さのある紙皿もしくはペットボトルの底が入る容器なら何でも可能です。絵の具は濃いめに作りペットボトルの底から流れない濃さにします。トールペイントや油絵の具なら水分を考えずに使用することができ便利です。

持ち運びができる作品を作るので色画用紙を２枚繋ぎ、左右に１本ずつ桜の木や枝を描きます。

ペットボトルの底の部分でピンク絵の具をつけ画用紙に押すと桜の花がスタンプされます。

生徒さんにお手伝いいただいたので丸ではなくいろいろな形になりました。少しずらしたり、勢いよくペットボトルを引き上げると形の違うものが出来上がります。筆で手直しもしたいということで手入れをしているので表情の異なる花びらとなっています。

持ち手は３本の色画用紙を編んで作り速乾ボンドで接着します。この編み方はモンテッソーリのお仕事を導入しています。

出来上がりはこんな感じですが、画面上にウグイスやメジロ、スズメなどの小鳥など色々なものを追加して自分なりのものを作り上げてみてはいかがでしょう。