チャンピオンは68人
2018.11.13 02:54
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
ボクシングのチャンピオンが日本に幾人かいることは嬉しいと思う反面、昔に比べてボクシングのチャンピオンが多いと感じる人もいるのではないでしょうか。
そう感じるのも当然で、20世紀初頭、ボクシングの階級はフライ級にバンタム級、そしてフェザー級にライト級、ミドル級、ヘビー級という階級のみで、1952年にスーパー・バンタム級とスーパー・フェザー級、そしてスーパー・ライト級とライト・ヘビー級が加わり10階級という状態だったのです。それが現在は17階級に増えています。
そしてボクシングの団体も1960年にWBAから分裂してWBCが生まれ、さらに1980年にIBF、WBOといった団体が生まれています。そのほかにも団体があるのですが、WBA、WBC、IBF、WBOがメジャー4団体として認識されており、チャンピオンはこの4団体×17階級で68人のチャンピオンがいるのです。
そのため昔を知っている人なら日本人のチャンピオンが多いと感じるも当然なのです。
WBAという団体が1つで6階級、そのためチャンピオンが6人しかいなかった時代に比べてボクシングのチャンピオンは7倍になっているのです。
さらにややこしいのがスーパー王者でしょう。スーパー王者とは、2000年以降に登場したもので、防衛回数の多い王者のことをそう称して格の高さを表すようになっています。
ではまた。
阿加井秀樹