ダイソンのドライヤーが有能すぎて手放せないので渾身のレビューをしたい
掃除機で有名なDyson(ダイソン)のヘアドライヤー「スーパーソニック」を購入した。
実は以前に掃除機も購入したので、ダイソン二代目である。
ちなみに、吸引力の落ちない掃除機の方は、布団用のキッドを使ったら、糸くずが絡まりついて少しテンションダウンした。あと割と髪の毛絡まる。購入しようとしている方、要注意。ただ、不満はそれぐらいで、その他は実に快適である。
ダイソンシリーズの良さは、その見た目。立て掛けてあるだけで格好いい。テンションが上がる。持って掃除をするだけで、ちょっとオシャレ。掃除をしているのにオシャレってすごくないか?ならもうちょっと掃除してもいいんだよという彼方からの声は無視をする。
もちろん他にも凄いところは色々あるのだろうが、本日は割愛してドライヤーに話を戻したい。掃除機に興味のある方はこちらでご確認を。
さて、ドライヤーの話である。
ちょうど使っていたパナソニックのドライヤーが煙を出すようになって火を吹きそうになったので、結婚記念日のお祝いも兼ねて、ドライヤーを購入しようと思い立った。
家電量販店に行って「とにかくすぐ乾くやつを教えてください」とリクエストしたら、目の前にあったダイソンをオススメされた。この時点では買う気はなかった。だって、高い。
ただ、その気持ちは15秒後にくるりと反転した。実際に使ってみたら、風がやばい。まるで嵐である。そんな荒れ狂う暴風の中で右へ左へ舞う僕の髪の毛が叫ぶ。「これはいいぜー。すぐ乾くぜー。しかも、楽しいぜー」比喩が伝わらない方向けに念の為説明しておくが、実際に髪の毛は叫ばない。叫び声をあげたのは、僕の心である。買おう。
そして、なんと「今」ならプレゼント用のレザー調ボックスが付いたレッドヴァージョンのモデルが買えるという。
いつまでが「今」なのかという疑問は残ったが、この流れに乗ってみようではないか。ちなみに、「今」は今も続いている。
購入。
ウキウキルンルンで帰り、ケースを見ながらニヤニヤする。気持ち悪い。
わかっている。このドライヤーが真価を発揮するのは、僕のような短髪男子の髪の毛を乾かす時ではない。
女性が髪を乾かす時にこそ、本領発揮のときである。ということで、実際に妻に試してもらった。
まずは開封の儀。召喚。
美しい。
出してみよう。
美しい。
ズーム。
美しい。
手触りもとてもいい。
思ったよりも軽い。
速く使いたい!
家電はそう思わせたら勝ちだと思う。
ちなみに、この角度から見る度にドーナツを思い出して、お腹が減ってくるのは内緒だ。食いしん坊認定されてしまう。
さぁ、実際に使ってみよう。
ごおおお。
速乾!今まで10分近くかかっていた髪の乾かしタイムが、なんと半分近くに短縮。驚きである。そして、もう一つの驚きはやっぱり風。スイッチ押せばいきなり暴風雨!なんて書いてみて気付いたが、雨だったらまた濡れてしまうやん。
まぁ、とにかく、風が凄いことは伝わっただろうか。これはぜひ体感してほしい。まったくわからないが、マイナスイオンも出ているらしい。目には見えなくても大切なものはそこにあるのだ。
さて、ここまで「驚き〜」しか言っていないので、人気レビューになるようにデメリットもしっかり書き記しておきたい。
まず値段。これは高い。5万円近くする。5円チョコなら一体いくつ買えるのか。そもそも最近は5円チョコ売っているのか。しかも結構な量買うんだったらお店のハシゴが必要か。その場合の交通費は予算に入るのか。
次に、大きい。今までドライヤーが入っていた洗面所の収納の中に入らない。毎回ケースに戻しているのだが、ちょっと手間である。いっそ何ならどんどん大きくなってもらって、最終的にはお風呂出てテレビ見てたら全自動で髪が乾くシステムにしてもらえないだろうか。部屋ドライヤー。なんつって。
最後に、多機能が使いこなせない。「たった4つのボタンですべてがコントロールできる」と書いてあったが、「ん、ドライヤーで4つって多くね?」と思ってしまった。アタッチメントも豊富だが、使いこなせない。うん、こっちの問題である。ダイソンは悪くない。
以上がデメリットだが、個人的にはそれらを踏まえても買ってよかったと思っている。
最後に真面目な話をすれば、誰にとっても時間は有限である。
髪を乾かす時間というのは、案外他に何もできない。無駄な時間になりがちだ。この時間が一分でも二分でも節約できれば、何か他のことができる。これは大きい。
時間とは、命のこと。
そんな命を、ダイソンのドライヤーは、大切に守ってくれる。
ドライヤーのくせに、人生に潤いと彩りを与えてくれる、僕らの最高の味方である。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
僕が使うとすぐに乾きすぎてしまうので逆に不満。