ふつうのお椀
2024.03.07 23:47
木地を挽く時は、轆轤って愉しいと感じる。
刳りものをするときは、刃物研ぎからはじまって
刳りものは身体感覚が繋がって肌に近い感じがいいなと感じる。
曲物はなんてきもちがいいのだろうと感じる。
漆塗り仕事に入ると、これがやりたかったんだと実感する。
上塗りの仕事は例えようになく、そこで見えている景色をまた見たいと思う。
どの仕事も工程も変わらず好きだけど、
ふつうのお椀を作る時が中でもいちばん好きなのは、
今でもずっと変わらない。