楽しい俳句入門
https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-59396-8/ 【今日から始める 楽しい俳句入門】
鴇田智哉監修 ( トキタ トモヤ )
日常を、そして人生を再発見する!
俳句とは、自分の見たこと、感じたことを、五・七・五の音数で作られる定型詩として、日本人にはもっとも馴染み深い文芸です。本書では、同じ定型詩である川柳や短歌と俳句とは、いったい何がどう違うの、という簡単な疑問から、俳句の歴史、基礎知識はもちろん、実際に俳句を作るための表現方法、上達のコツ、推敲ポイント、さらに鑑賞方法や結社への入り方等々を、わかりやすく解説した俳句入門書の決定版です。
また、正岡子規、飯田蛇笏、中村汀女、山口誓子、金子兜太など近・現代の有名な俳人とその代表作を紹介、名句を読みながら俳句の奥深さや言葉遣い、多彩な表現方法などが自然に身につくように工夫されています。俳句というものは、始めた人を平等に受け入れてくれる器です。創作の力を発揮できる場であり、仲間との交流を楽しめる場です。想像力が豊かな人は想像力を発揮して俳句を作りますし、ものをじっくり見るのが好きな人は、ものの特徴を的確に捕まえてそれを言葉にしようとします。散歩が好きな人、人を観察するのが好きな人、言葉そのものに興味がある人、いろんな人が俳句を作ります。
また、俳句とは「もの」にずばっと切り込んだり、もののありようをふっと.つかみ出してきたりします。そんなとき俳句の言葉は、目で見る風景以上に現実味や重量感をもち、ときには現実を通りこした先に見える心象風景までを、読者にありありと感じさせるのです。たとえば、日記とか手紙、記録などといったいわゆる散文というものは、生活の中でだれもが書くものです。でも、詩歌すなわち韻文は、わざわざ書くということをしなければ、一生書くことのないものでしょう。ですから、多くの人にとって、俳句を書き始めるということは、今まで経験したことのない、全く新しいことを始めるということでもあります。
自分の作る俳句、一つ一つは、それぞれ新しいものです。新しいものを自分の手で作り出すことは、楽しいことです。今、この本を興味を持たれている方は、既に俳句の世界に入る一つのきっかけを得ていることになります。さあ、ここから俳句を始めてみませんか。
■はじめに
■第1章 俳句の世界を知る
■第2章 俳句作りを始めよう
■第3章 俳句と暮らす
■おわりに
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002318.000002372.html 【17音で世界が変わる楽しさを! 2024年は俳句を趣味にしてみませんか?徹底的にやさしい&読むだけで楽しい俳句入門書発売】より
『やさしい俳句入門17音で世界が変わる! 心がおどる!』
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2024年の新しい趣味にぜひ俳句を!
2024年、新しい趣味を見つけたいと思っている方、老若男女に人気が広がり続ける俳句はいかがですか。17音に季語を入れるだけ、という手軽さながら、その奥深さにハマる人が続出。
本書は、俳句を始めようと思っている人、上達のコツを知りたい人に向けた、徹底的にやさしく、読むだけで楽しい俳句入門です。
●「17音で世界をどう表現するか」実践アドバイスが効く!
俳句ビギナーと実際にふれ合い、数多くの句を日々添削している著者のアドバイスは、わかりやすく実践的。十七音で思いをどう伝えるか、世界をどう表現するか、基本のルールからステップアップのポイントまで、すぐに参考になるヒントがぎっしり。楽しみながら上達の手ごたえがつかめ、俳句がさらにわくわくするものになります!
●参考にしやすい例句がいっぱい
江戸時代の有名句から最近の句まで、例句が豊富なので、具体的な作句方法・ブラッシュアップの仕方のイメージがつかみやすくなっています。
●俳句ビギナーがはまりやすい「ワナ」がわかる
「わかりづらい」「説明しすぎ」「思い込み」「ありがち」など、ビギナーがやりがちな失敗をズバリ。「自分の句のどこが良くないのかわからない」というミスがなくります。
●まずそろえたい、歳時記や句帖の知識も
何千もある季語がまとまった歳時記や、思いついた句を書き留める句帖は、俳句スタートに合わせてそろえたいもの。ビギナーさんにおすすめの歳時記、句帖などのポイントも掲載。
●かわいい柴犬たちが案内役
人気イラストレーターの影山直美さんが描く柴犬たちが案内役。日本の四季にぴったりな和のワンコたちの絵に、ページをめくるだけで心なごみます。
楽しみながら世界の見方が変わる「俳句」。
本書を片手に、ぜひ新しい年に俳句をスタートしてみてください!
<章立て>
1章:俳句の基本ルールは3つだけ
2章:すぐに俳句が見違えるコツ6
3章:推敲で俳句が劇的ブラッシュアップ!
4章:やってしまいがちな俳句のワナ6
5章:句会・吟行で楽しく俳句力アップ!
著者
辻 桃子(つじ・ももこ)
1945年、横浜に生まれ、東京で育つ。1987年、月刊俳句誌『童子』を創刊、主宰。第1回資生堂花椿賞、第5回加藤郁乎賞、手島右卿特別賞受賞。「いちばんわかりやすい俳句歳時記」シリーズ、『まいにちの季語』、『毎日が新鮮に! 俳句入門 ちょっとそこまで おでかけ俳句』(いずれも共著・主婦の友社)など、著書および連載多数。日本伝統俳句協会理事、日本現代詩歌文学館理事、NHK「俳句王国」主宰、「俳句甲子園」 審査員長なども務める。
安部元気(あべ・げんき)
1943 年、旧満州に生まれ、島根県で育つ。元朝日新聞記者。「童子」大賞受賞。「童子」副主宰。NHK文化センター(弘前市)俳句講師のほか、首都圏16カ所で「一からはじめる俳句講座」「やさしい句会」を主宰。第13回加藤郁乎賞、文學の森賞大賞受賞。著書多数。
イラスト
影山直美(かげやま・なおみ)
イラストレーター。歴代4頭の柴犬と暮らし、彼らが登場するイラストエッセイや4コマ漫画などを多数手がける。『柴犬さんのツボ』シリーズ(辰巳出版)、『柴犬テツとこまのほほんな暮らし』(ベネッセコーポレーション) 、『しば犬こたのしっぽっぽ』(神宮館) 、『柴犬のトリセツ』(西東社) ほか。