「冒険」を意味する“Quest”と“Adventure”の違い
おはようございます、Jayです。
声優でちびまる子ちゃん役のTARAKOさんとドラゴンボールなどでお馴染みの漫画家の鳥山明さんが亡くなったというニュースが立て続けに入ってきました。
心の底からお2人のご冥福をお祈り申し上げます。
お2人が携わったちびまる子ちゃんやドラゴンボールを観て日本文化や日本語を学んだといっも過言ではないくらいです。
習い事の行き帰りの車中で姉が日本のアニメ主題歌を流していたせいか当時のアニソンが流れるとテキサスの車窓が頭に浮かびます。
そんな今朝は鳥山明さんの作品に出て来て「冒険」を意味する“quest”と“adventure”の違いについてです。
“quest”(クウェストゥ)=「特定の目的がある冒険」
例:
“They set out on a quest to find their missing parents.”
「彼らは行方不明となった両親を探す旅(冒険)に出ました。」
“adventure”(アドゥヴェンチャー)=「特定の目的はない冒険」
例:
“This world is filled with adventure.”
「この世界は冒険でいっぱい。」
“quest”と“adventure”は特定の目的や目標などがあるかないかです。
例えばゲームの「ドラゴンクエスト」(Dragon Quest)は“魔王を倒す”などといった目的のために勇者たちが冒険に繰り出していたので“quest”が使われています。
ちなみにアメリカでは当初“Dragon Warrior”(ドラゴン戦士)と呼ばれていました。(おそらく別ゲームと名前が被っていたから)
“adventure”のカタカナ表記は「アドベンチャー」で、ドラゴンボールの歌詞に「この世はでっかい宝島 そうさ今こそアドベンチャー」というのがありますね。
ドラゴンボールも細かく区切ると“フリーザを倒す”といった目的はありましたが、それらは冒険の流れで出てきたものであり当初から決めていたわけではありません。
ですので部分部分や細かく刻んで見れば“quest”の部分も多々ありますが、「ドラゴンボール」全体で観ると“adventure”です。
ちびまる子ちゃんを観ていなければ今ほど日本文化を知る事は出来なかったですし、ドラゴンボールなどを観ていなければアニメ好きのアメリカ人の友達が出来たり日本で偶然再会する事もありませんでした。
日本のアニメ界がさらなる発展する事を願います!
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Have a wonderful morning