未来につながるパリ切符獲得、なでしこJAPAN
なでしこジャパン(日本女子代表)は2月28日、ホームの国立競技場で行われた五輪アジア最終予選の2次予選第2戦で北朝鮮を下し、2大会連続のパリオリンピック出場権を獲得した。
試合後の記者会見で池田太監督は「勝利し、オリンピック出場権を獲得できたことを嬉しく思う。選手たちがタフな試合を戦った姿に敬意を表したい」と喜びを口にした。そして「2万人超のホームファンの声援に感謝する。テレビの前で観戦していた方々にも感動を届けられたのではないか」と続けた。
Photo by Akito Mizutani/SportsPressJP
フォーメーションは「1戦目の反省を生かし、チームの幅を広げるため3バックを採用した。前線の距離感や幅を使った攻撃が可能になり、選手もそれに対応できた」と評価。北川と上野のスタメン起用について「北川は左サイドで質の高いクロスが期待できる。上野は前線での高い技術力があり、田中選手を孤立させない狙いだった」と説明。交代については「バランスを壊さないよう、また延長戦も見据えて慎重に判断した」と述べた。
今後の課題と強化ポイントとして「相手のプレッシャーに強くなり、主導権を握れるようにする。プレーの質を高め、ボールを動かせるようにしたい」と語った。また、「出場権獲得を機に、パリ五輪ではさらに上を目指して戦っていく」「強豪国と当たることが避けられない。しっかり準備が必要だ」と強調。「金メダル獲得を目指し、さらなる成長と強化を進めていく」と強い決意を示した。
最後に「この勝利で女子サッカーの人気向上と新たな可能性が広がることを願っている。少女たちにサッカーを始めてもらえるようになれば」と、なでしこ人気への期待を語った。
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TEXT:Nishikawa Tomoyuki/SportsPressJP
Photo by Akito Mizutani/SportsPressJP