NO.1929(モンスターペアレント...)
私、元スイミングコーチ。
大臣(妻)、現役保育士。
世の中にはいろんな保護者が存在することは、他の業種の方より知ってるつもりでいる。
「モンスターペアレント」という言葉は、いつ頃から言われるようになっただろう。
先日、某体操クラブで、コーチが生徒に暴力をふるって、逮捕されたという記事が目について、その後の経過が気になってた。
【最初の記事】
体操元日本代表、小5女児暴行で逮捕 親子で指導中「イライラ」
最終更新:1月19日(火)7時6分
静岡県警清水署は18日、体操クラブで指導していた小学5年の女児(11)の頭部を殴ったとする暴行の容疑で静岡市清水区の「清水ペガサス体操クラブ」経営の寺尾直之容疑者(53)を逮捕。さらに、同じ女児に重傷を負わせたとして傷害の疑いで直之容疑者の長男で同クラブコーチの直希容疑者(28)も逮捕した。1987年ロッテルダム世界選手権の元日本代表である直之容疑者は「出来ていた技が出来なかったのでイライラした」などと容疑を認めている。
清水署によると、寺尾直之・直希両容疑者の逮捕容疑は、昨年8月1日午後2時半ごろ、直希容疑者が高さ約2・5メートルの段違い平行棒で練習していた女児の足首をつかんで落下させて6か月の重傷を負わせ、直之容疑者は鉄棒を握る際に使うプロテクターで転落した女児の額を殴打した疑い。
当時、女児は両手で鉄棒を握って回転する体操の基本技「車輪」を練習していたが、うまく出来なかった。同署によると、直之容疑者は「(女児が)直前の大会の前まで出来ていた技が出来ず、練習態度も悪かったのでイライラした」と容疑を認めている。直希容疑者はおおむね認めているが「足首はつかんでいない。補助した」と一部を否認。女児は左股関節脱臼と大腿(だいたい)骨挫傷の重傷で区内の病院に入院。8月下旬、保護者が同署に相談して発覚した。
直之容疑者は双子の兄・知之さんとの「寺尾兄弟」として1980年代に活躍した元体操選手。86年には全日本社会人選手権で個人総合優勝。87年にはロッテルダム世界選手権に出場。団体総合5位、個人総合21位の成績を残している。89年の国際選抜競技会には、前年のソウル五輪でメダリストとなった池谷幸雄、西川大輔らとともに出場。ゆかで優勝した。
直希容疑者も父の指導で小学1年で体操を始め、半年後に県大会を制覇。天才と称された。ゆかや鉄棒が得意で国体出場経験もある。
直之容疑者が引退後に「清水ペガサス体操クラブ」を経営。楽しく身体を動かす体操から、日本のトップを目指す選手まで幅広い層が楽しめる体操教室を行っている。選手、基本、幼児の3コースに分け、両容疑者がコーチとして小中学生などへの指導に当たる同クラブは県下有数の強豪。所属選手にはジュニアナショナルの強化指定を受け、2020年東京五輪への出場も期待される三輪哲平(15)らも名を連ねる。
逮捕を受け、日本体操協会は直之・直希両容疑者の同協会への登録を一時停止し、さらに直之容疑者に対しては「男子体操・ジュニア強化部員」の役職を罷免するなどの対応を取った。今後は事件の推移を見守った上で2人に処分を科すとしている。
【次の記事】
体操クラブ教え子を暴行容疑の親子釈放 静岡
産経新聞 1月29日(金)7時55分配信
静岡地検は28日、体操クラブで教え子の女児に暴行を加え、全治約6カ月の重傷を負わせたとして、暴行容疑で逮捕された体操クラブ経営の男性(53)=静岡市清水区山原=と、傷害容疑で逮捕されたインストラクターの長男(28)=同区高橋=を処分保留で釈放した。地検は今後、任意で捜査を続ける。
2人は昨年8月1日、同クラブの体操教室で、段違い平行棒を練習していた小学5年生の女児(11)の足首をつかんで落下させ、股関節を脱臼する全治約6カ月の重傷を負わせた疑いなどで、今月18日に逮捕されていた。
【この一連の件に関してあるブロガーさんが書いた】
先日、全国ニュースで、静岡市清水区にある体操クラブで、
寺尾親子が、11歳の女の子を重傷に合わせた容疑で逮捕されました。
ニュースだけ見ると、今世の中である体罰の1つにしか思いませんでしたが、
事実によると、
平行棒でふざける子どもを危ないからと言って、堕ろそうとしたところ、誤って怪我したとのこと。
謝罪だけでは許せないとの怒った親が、あることないことをでっちあげて、事件に仕立て上げたらしい。
実際にそのクラブに通う子どもたちは一人も辞めておらず、むしろコーチが虐待なんてするわけもないということで署名活動まで動くほどのコーチらしいです。
あまりに大事になったので、怪我した親は実は嘘でしたと警察に話したとのことですが
逮捕はニュースになっても、嘘でしたぁというのは報道されておらず、事実は闇に
これを今日聞いたのですが、
あまりにびっくりしすぎて、ブログにかきこんでおります。
直接的な応援は出来ないにしても、寺尾直之さんと、寺尾直希さんがこれからも体操界でご活躍することを願いたいと思います。
モンスター超えた、冤罪劇
子どもが可愛いのはわかりますが、お世話になっている人を犯人にするような親にはなってはいけないと思います。
怖い世の中だなぁ
頑張れ清水ペガサス体操クラブ
何事も、双方の聞き取りをきっちりしてても、その中に嘘が隠れていると、正確な判断なんかとてもじゃないけど出来ない。
だからといって、聞き取った内容を最初から否定的な目で見てると、これもまた、何が何だか分からなくなってくる。
今回の件は、スポーツクラブ内でのことだから、トップを目指す選手を育てるという意味では、いろいろ厳しいこともあるだろう。
しかし、指導者側も、生徒側(保護者も含めて)も、「スポーツは楽しみの場」であることを忘れないでほしい。
昔、こんなドラマがありましたね。