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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

防火防災管理者となって消防計画を作成したお話

2018.11.16 15:00



我は、防火防災管理者。



建物の火災による被害を防止するため、消防計画を作成し、防火管理業務を計画的に行う責任者となる者なり。




とまぁ、今までにない入り方にトライしてみたけれど、続かなさそうなので、早速口調を切り替えたい。



僕は以前講習を二日間受けて防火防災管理者の資格を取得した。さらっと書いたが、結構大変だった。管理講習自体が近場でそんなにやっておらず、スケジュール合わせに苦労したのだ。


わざわざ2日間も朝早くに藤沢から相模原(実家付近)まで行きたくない。「おいおい、出勤や通学でみんなそれぐらい行ってるよ」というあなた、午後2時出勤の塾の先生の朝7時は一般の方の午前2時である。謎の理論でドヤ顔をしてみたが、伝わらないことも承知である。


とりあえず近々で必要だったので、教室の状況も踏まえながら、なんとか茅ヶ崎で受講した。


右も左も分からない中での受講だったが、講習自体は面白かった。大人になってからする勉強というのは楽しいものだ。生徒の気分も久しぶりに味わえた。


かくして、僕は防火防災管理者の資格を手に入れた。


そして、先日、教室の消防計画を作成するという重大なミッションを任されたのだ。ここからが本日の本題である。


参考にしたのは、こちらのサイト。東京様様だ。


作成例は手に入れたが、それを元に肝心の中身を作り上げていかねばならない。僕が作るそれが、いざという時の生命線になるのだ。文字通り。


ただ、正直何をどうするかよくわからない部分もあった。ネットの力を使ってひとつずつ調べていったが、限界を感じ、打ちひしがれた。「僕は防火防災管理者として力不足なのか…」と嘆く夜を過ごした。このままでは、消防計画ではなくしょぼーん計画だ。色んな意味でこれではいけない。


だから、消防署の方に直接聞きに行った。


うん、早くそうすれば良かった。


消防の方は嫌な顔ひとつせず、しっかり時間を取ってくれて、とっても丁寧に教えてくれた。おかげで、僕の計画は完璧になった。教えてくれた方と思わずハイタッチしそうになったが、向こうが乗ってくれないのは明らかだったので、頭の中でイメージするだけに留めた。楽しそうだった。


ちなみに、僕が嬉しかったのは、消防計画が完成したことだけではない。そこから、また新しい学びを得たことも、テンションが上がった理由の一つだ。


僕は一人で悶々と悩み、これは一人では無理だと判断し、その道のプロに助言を貰った。そうすることで、僕はまた違う次元で悩めるようになった。


一人の力でできることは限られている。時には、頼ることも必要だ。誰かに助けてもらうことで、効率的に物事を進めることができる。


ただ、これは決して「早く聞いちゃえばよかったじゃん」ということではない。あの悶々があったからこそ、消防の方と中身のある話ができたのだと思う。的確な質問をし、有意義な時間が過ごせたのだと。


そう、あの非効率的な時間があったからこそ、助言の内容が染み渡り、自分の世界をまた一つ高みへと押し上げることができたのだ。非効率が生んだ効率的な時間のおかげで、僕はまた一歩一人前の防火防災管理者へと近付けたのかもしれない。


非効率と効率を適切なタイミングで使い分けることって、大切。




というわけで、生徒たちにも、非効率と効率の間のベストタイミングで適切なアドバイスをあげられる先生でいたいなと、強く心に思った次第でした。


最後にどうでもいいけど、防火防災管理者のカード、もうちょっと格好良くてもいいと思います。


本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

いろいろな意味で、この記事が炎上しないことを願う。