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厚志館

うれしいこと

2024.03.11 04:10

私自身、人とのつながりを大事にしているので、生徒とも、「合格したり卒業したりしたら、ハイ終わり」とは思っていません。

大学受験まで当塾に在籍した生徒に対しては、合格祝いだけでなく、就職や結婚の際には祝うようにしています。

また「横のつながり以上に、縦のつながりが大事」と生徒に言い続けています。

「上級生は下級生の質問に快く応じる」というのもその一環です。

さらに生徒が合格したら合格祝いをするのですが、社会人や大学生の教え子も出席してくれます。

顔も合わせたことのない生徒のために、お祝いの品を用意してくれます。


さて、2月中旬、既に40を過ぎた卒業生の1人から、食事の誘いがありました。

彼が社会人になってから1度飲みに行きましたが、それ以来。恐らく10年以上ぶりでした。

元気そうな姿を見て、うれしくもあり頼もしくもありました。

そしてつい先日、30歳手前の卒業生の1人と食事に行きました。

東京から京都に戻ってきたので、まだ結婚祝いもしていないこともあり、食事に誘いました。

奥様を紹介していただき、楽しい会になりました。

その際、「これ」と言って、私だけでなく生徒への差し入れもいただきました。

「自分が勉強しているとき、OBの方がよく差し入れを持ってこられていたのを目にしていたから…」とのこと。

こうやって「縦のつながり」を大事にしてくれて、本当にうれしかったです。

他塾に比べれば、先生のレベルはかなり低いと自覚しています。成績だけを追求する家庭には相手にされないような塾でしょう。

しかし、卒業生ともこれだけ厚いつながりを持つ続ける塾はそうないと思います。

人間味あふれる塾としてこれからもやっていきます。