アロマオイルとアロママッサージのダブル効果
アロマオイルを使った施術は、アーユルヴェーダなどのインドエステを取り入れているところでは非常にポピュラーです。それだけでなく、一般的なエステにも、アロマケアを行っているところは多くあります。
アロマオイルというのは、「精油」あるいは「エッセンシャルオイル」と呼ばれるものを元にしています。この精油やエッセンシャルオイルは、花や植物の香り成分を抽出したもので、非常に濃い、匂いの凝縮オイルです。強烈な匂いがしますので、これはそのままは用いません。
この精油を、キャリアオイルと呼ばれるオイルで薄めて、心地よい香りにまでやわらげたものが「アロマオイル」となります。キャリアオイルには、様々なオイルが使われます。
人の肌をやわらかくする効果があるマカデミアナッツオイルや、ビタミン豊富なヘーゼルナッツオイル、軽みのあるアプリコットカーネルオイルなど、キャリアオイル自体にも色々な栄養素や効果があります。
香りの効能
アロマオイルの効果は、精油に何を使っているかで変わってきます。バラのエッセンシャルオイルは、リラックス効果や、女性のホルモン異常を正常に戻して行く力があります。
ローズマリーには肌を活性化させる力があり、ラベンダーには自律神経の緊張をやわらげる効果があります。全体としては、香りは、人の気持ちをリラックスさせる力があります。
アロママッサージの効果
アロマオイルを使ってマッサージをすることで、香りのリラックス効果と、マッサージの効果を同時に得ることができます。肌からオイルのビタミン分なども摂取できますし、ハンドマッサージには人の手にふれられることによるリラックスの力もあります。
リラックスというと、緊張をほぐすだけのようなイメージもありますが、リラックスしてマッサージを受けることで、リンパの流れもよくなり、むくみが取れたり、新陳代謝のリズムを整える効果も出てきます。