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Fishing Diary

11.14 那須高原ルアーフィールド

2018.11.21 00:53
先々週に続いて那須高原ルアーフィールドへ。



夏に鹿島槍へ通ってから、どうも距離の感覚がおかしい。


那須へは片道200km。近くはない。


しかし鹿島槍の300kmに比べれば楽なものだ。


那須高原ルアーフィールドは高速を降りてから


すぐの場所にあるので、移動の9割以上は高速を走っている。


遠い感じがしないのはそのためだろう。


こうしていつか琵琶湖に通うようにならないように気をつけたい(笑)



前回からたった2週間で朝の冷え込みが更に増していた。


そして結果からすると、この日の『一番良い時間』はこの朝一番であった。


開始早々お隣さんがヒット。しかしバラしたようだ。


そしてそのすぐ後、対岸の方で魚が上がっていた。


それを追うように僕のリトリーブも重くなる。


しっかりと合わせるが、数秒後にフッと軽くなる。


バレた・・・


前回の反省も虚しく早々にやってしまった。


その後もしばらくアタリはあるが乗らない。


どうにも乗らない。


そんなことをしているうちに、その時間は終わった。



そして、その後の何もない時間が長く続いた。


全く魚の気配が無くなり、店長ですら状況が読めないと。


日中気温は上がったが、冷たい北風が影響したのかもしれない。


昼頃、あまりにも動きがなく、店長がペレットを撒く。


撒いてから魚が飛び出すまでの時間で、その日の層が大体分かるそうだ。


少し間を開けて魚がペレットに食い付く。


『ボトムだ』店長の一言。


アルミんからディープカッパーに付け替える。


場所によっては岩が入ってるのでスタックには気を付ける。


河口湖でジグを使っている時がこんな感じだ。


魚種は違えど時折こういった場面がある。


少なからず自分の経験が活きている証拠でもあり嬉しくなる。


しかしそれが必ずしも釣果に結びつくとは限らない。


その後もカスリもしない・・・。



昼食をとって、リセットすべく昼寝をした。


車の窓を開けているとまさに適温。


あっという間に1時間が経った。


頭がスッキリしたところで再び2号池に戻る。


気付くとさっきまでの風が弱くなり


表層にうっすらと泳いでいるアルビノが見える。


アルビノはそういう意味で良い目安になる。


水が濁っているから見えないだけで、他の魚も浮いてきているはず。


まさかアルビノだけが浮くはずもない。


再びアルミんに付け替える。


水面からギリギリ見えるぐらいの層をデッドスローに巻く。


これが出来ることがアルミんの強みでもある。


他のスプーンではこの層をゆっくり巻くことは出来ない。


そしてそれをひたすら続けた15時頃。


遠投した先でリーリングが重くなる。


フッキングした瞬間、猛烈な勢いで走り出すとスッと軽くなる。


最悪の結果が脳裏をよぎるが・・・


次の瞬間、再びリーリングが重くなった。


魚がこちらに向かって走っていたようだ。


この現象は何度経験しても慣れない。


そして水面に姿を現したのはなんとアルビノ。


まだ手にしたことのない魚。絶対にバラしたくない。


店長も僕のヒットに気付き、駆け寄って来てくれた。


アルビノは体力が無いだの弱いだの耳にしたことがあるが


そんなのはウソだとこの時確信した(笑)


とんでもないトルクとその暴れっぷりに、


もう勘弁してくれと嘆いたのは僕の方だ(笑)


でもこの瞬間がたまらない。


数分のやりとりの末、ついにネットイン。




60アップのアルビノ。


初めて目の前にして、その魚体の美しさにしばし見惚れる。


そして、ネットにその重さが伝わってきた。


撮影を済ませると、魚の回復を待ちリリース。


満足出来る魚を釣るといつも全身の力が抜ける。


そして残りあと2時間を切り、気分的にも余裕を持ってキャストを続けられた。


そうすると魚は食ってくれるものなのだろうか(笑)


10分と空けずに再びヒットするものの


フッキングが甘かったらしく、無念のバラし。


その後も終了間近に再びバラしてしまい


日没同時の17時にストップフィッシング。


きっちり最後に決められないところが自分っぽい(笑)


 

この日の釣果は2号池のアルビノ1匹のみ。


片道200kmもかけてたったの1匹?


興味の無い人間からすれば、もはや狂気の沙汰だ。


でも、僕はこれで良い。


諦めて1号池で数を釣っていたら、たぶん後悔していたと思う。


なぜなら自分の目標はそこには無いからだ。


管理釣り場といえど、魚との駆け引きは何も変わりない。


少しの読み違いが結果となって現れてしまう。


でも、僕はその紙一重が楽しいんだと思う。


いつかその紙一重を求めて、北海道まで通うことにならないように気をつけたい。


さっきは琵琶湖って言っていたっけ?(笑)