Dining chair. PK-1
Designer : Poul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)
Manufact : E. Kold Christansen(アイヴィン・コル・クリステンセン)-PP Mobler-Thorsen Mobler-Carl Hansen & Son
Year : 1956
Material : Steel,cane, leather cord,halyard line
Size : W630×D630×H710 (mm)
PK-1は E. Kold Christansenにとって最初のケアホルム作品となった。PK-1は素材のバリエーションがあり、当初はそれぞれ個別の番号をつけられていました。素材によってアイデンティティが決まる家具を作ろうという彼の意思を示すものでした。
PK-1はマットなクロムメッキのフレームに、レザーと同様にケアホルムの作品にとって重要な素材となった手織りのケーンのシールとバックを組み合わせていました。
PK-2はクロムメッキのフレームに、工場設備によく使われる革紐が巻かれていました。
PK-3は黒く酸化したフレームに、「エレメント」チェアPK 25以来、ケアホルムの作品の定番となっているナチュラル色のハリヤードラインが巻かれていました。
1956年に発行されたコールド・クリステンセンの最初のカタログには、この3つのチェアがそれぞれ異なるモデルとして掲載されています。しかしPK-2は実験的なモデルであり、レザーコードの使用が中止されるまで、ごくわずかしか生産されませんでした。
1959年までには、クローム仕上げのケーンチェアとハリヤードラインチェアがPK-1として掲載され、黒仕上げのハリヤードラインバージョン(旧PK-3)も発売されました。これらの椅子は1960年末まで生産されました。フレームがクローム仕上げのケーンチェアとハリヤードラインチェアは1973年に再登場しましたが、1974年に再び製造中止となり、同時に補完的なテーブルPK-41,47,49も製造中止となった。
PPモブラーは1998年から2004年までPK-1を籐で、PK-2をハリヤードラインで生産しました。2006年にトーセン・モブラーは3つのバリエーションすべての生産を再開し、クロームメッキのフレームを使用し、人間の体格の変化を考慮してフレームのサイズを6%大きくしました。現在ではCarl Hansen & Sonより製造が続けられています。