日本橋七福神めぐり 3 水天宮
2024.03.16 21:00
季語にもなっている七福神めぐり。
先日、日本橋七福神をめぐってきました。
3社目は水天宮です。
水天宮前交差点。社殿がそびえています。
このあたりは私にとってホームグラウンドです。
ただ、参拝は数年ぶりです。
道すがら御神燈が建ててあることに気づきました。
参拝する気持ちで訪れると、ふだん見過ごしているものに気づくことができますね。
高級料亭のような佇まい。
こちらが入口。
とてもモダンな造りなので、高級ホテルのエントランスと間違いそうです。
この日はたまたま一粒万倍日でした。
稲穂。
境内ですが、それほど広くありません。
社務所もモダンです。
こちらの水天宮も、もともとは久留米藩主・有馬家の屋敷神であったことは有名ですね。
文政元年(1818年)に第九代藩主頼徳が国元・久留米の水天宮から勧請し、
屋敷に祀っていたものです。
ところが、ご利益があることを知った庶民が押し寄せ、
屋敷の外から賽銭を投げ込むようになってしまったことから、
一般にも開放されるようになりました。
子宝いぬ。
戌の日に水天宮で安産祈願をするといいと言われています。
安産子育河童。由来はわかりません。
今回の目的はこちら。本殿の脇に祀られている弁財天。
その昔、藩主・頼徳が加賀藩主・前田斉広と宝生流の舞で勝負をすることになりました。
その際、この弁財天に願をかけて臨んだところ、
みごと頼徳が勝利することができたことから、
「宝生弁財天」と呼ばれるようになり、
芸事のご利益があるとされています。
俳句にもご利益があるかもしれません。
どうぞ良き一日をお過ごしください。