人の言葉で心が揺れる人
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
情報発信をしていると、
色んな人から感想や意見を、
いただくのですが、
面白いのは、
同じ文章を読んでいるはずなのに、
真逆の反応があることです。
例えば、
「今日は厳しかったですね」
という感想と、
「今日は優しさを感じました」
という感想が同時に来たり、
「感動しました」
という感想と、
「悲しい気持ちになりました」
という感想が同時に来たり。
それぞれの感想に、
読み手のメンタルが、
反映されているんですね。
例えば、
他人の書いた文章を読んでいる時に、
怒りを感じやすい人というのは、
頑な善悪観を持っていたり、
恥の感情が強かったりします。
細かいミスが気になって、
指摘したくなる人というのは、
他人に対する期待の高さや、
完璧主義傾向があったりします。
求められてもいないのに、
「あなたはこうした方がいい」
などと説教や助言をしてくる人は、
自信のなさからくる支配欲や、
独自の正義感を持っていたりします。
「責められている」
という気持ちを抱きやすい人は、
自己防衛の気持ちが強かったりします。
「あなたは悪くない」というような、
メッセージに感動しやすい人は、
依存的な傾向があったりします。
もちろん、
「必ずそうだ」と、
決めつけているわけではなく、
あくまで、
そういうことが考えられる、
ということです。
私は自身は日々、
思いついたことや、
誰かのためになりそうなことを、
淡々と書いているだけで、
誰を喜ばせようとも、
悲しませようとも、
怒らせようとも、
思っていませんが、
読み手のメンタルの状態によって、
感動したり、悲しんだり、
不愉快になったりと、
様々な反応になるんですね。
喜んでもらったり、
感動していただく分には、
問題はないですし、
素直に嬉しいのですが、
怒りとか、悲しみとか、
相手を正したい気持ちとか、
自分をダメだと感じる気持ちが、
湧いてくるなど、
ネガティブな気持ちになったり、
批判的・攻撃的な気持ちに、
なるような場合は、
自分のメンタルのパターンを、
見直してみると、
良いかもしれませんね。
それが日々のストレスや、
余計な精神的疲弊の原因に、
なっていたりしますので。
高野直人