失敗の恐怖を和らげるには
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
「やりたいことや、
前に進めたいことがあるけど、
失敗するのが怖くて動けない」
という相談を、
とてもよく受けます。
失敗を恐れる気持ちは、
ごくごく自然なものですし、
個人差もありますので、
他人と比較して、
「自分は恐れすぎているからダメ」
などと思う必要は全くありませんが、
そのような気持ちを、
軽減したい場合は、
いくつかやり方があります。
一つは、
失敗を咎めない人間関係を、
持つことですね。
ミスや失敗をした時に、
すぐに咎めてくる人たちに、
囲まれていると、
安心して行動することが、
できなくなります。
心に余裕のない人や、
メンタルが不安定な人ほど、
細かいことを気にしたり、
ちょっとしたことで、
イライラしたりしますので、
そういう人たちに、
囲まれていると、
気楽にチャレンジができません。
反対に、
ミスや失敗に対して、
寛容な人たちに囲まれていると、
安心して行動することが、
できるようになります。
自己肯定感の高い人や、
メンタルが安定している人は、
細かいことを気にせず、
終わってしまったことには拘らず、
大らかです。
ミスや失敗があったとしても、
それは小さなことであり、
「すぐにカバーできる」
と考えていますので、
よほど致命的な、
失敗でないかぎりは、
自分の失敗も、他人の失敗も、
それほど気にしません。
そういう人たちに、
囲まれていると、
安心して行動できますね。
私はコーチングの仕事以外に、
他の起業家さんと一緒に、
仕事をしていますが、
みんなメンタルが安定していて、
細かいことを気にしないので、
一緒に仕事をしていて楽です。
誰かがミスをしたとしても、
責めたり、咎めたりせず、
お互いにカバーし合えるので、
安心して仕事ができます。
そのような人間関係に、
囲まれていると、
失敗することを、
それほど恐れなくなります。
そもそも、
人は失敗する生き物であり、
失敗することで、
色んなことを学んでいきます。
ですから、
失敗が少ない人とは、
今の自分の手に負えることや、
慣れていることしか、
していない人であり、
それほど、
新しいチャレンジもしてなければ、
大した成長もできていない、
ということなのかもしれません。
そのような、
こじんまりとした人たちに、
囲まれていると、
失敗することは、
ネガティブに捉えられます。
どんどんチャレンジし、
どんどん失敗して学んでいくことを、
歓迎し、応援してくれる人たちと、
付き合うようにしたほうが、
気軽に行動できるようになります。
高野直人