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kojinkai

小4算数総合テスト。

2018.11.15 14:27

本日は小学4年生向けに算数の総合テストを

実施いたしました。

これは、予習シリーズ演習問題集算数3年下の

第1回〜第5回をもとに、その技術を駆使して解く

問題をご用意したものとなります。


基礎計算だけで50点の配点ですから、

基本的に50点は獲得できるように配慮しました。


2は和差算とやりとり算、3は植木算、

4は三角形の成立条件、5は単位変換と分数ということで、

それぞれ各回の重要な基礎事項を確認できるように

やや難易度を上げて問題設定をしました。

よりテスト対策をしっかりとしなければならないこと、

そして、出来ることの精度を上げることが

重要であることをハッキリと認識してもらうためです。


平均点はおよそ7割あたりになるように

問題設定を実施しました。

本日の平均点は70点を超えていましたので、

生徒たちの現状の力を考えれば

まあまあな出来だったかもしれません。


最高点は77点でした。

最終問題は単位を1L=10dLで計算してしまい、

1L=1000mLの発想が生まれないままに

テスト時間が終了してしまいまして、

点を落とす子が多くおりました。

おそらく1000mLにしていればほとんど全員が

これを正答できていたと思いますが、まだまだ

単位変換を問題に即して実施するという点で

子どもたち自身にも研究が必要で、

今日のテストにおいて新しく学べたと思います。



このテストの後、6年生が

「このテスト、自分たちが4年の時より

かなり難しくないですか?今自分が解いても

80点以上取れるかどうか怪しいです・・」

と言っておりましたが、まさにそんな感じです。


問題集は確かに3年生用ですが、実質的には

4年、5年、6年の基礎的な思考に影響を与えるものが多く、

これだけ難しくもできます。


どの学年においても難しいことというのはありますが、

特に4年生は思考に使える道具が少ない分上の学年より

選択肢が狭くて難しい問題も出てきます。


この学年には、使える道具が少なくても

変に新しいことを習得せずに、思考の道具の使い方を

極めてもらうということ、具体的に思考するということを

常に念頭におきながら指導をしてきています。


5回に一回の難問テスト。しかし使う道具は超基礎。

書き並べれば解けるものもしばしばあります。


各回の総合テストのやり直しはきっちり

行うようにしましょう。

一つ一つが血肉になります。



以下の画像は今回の総合テストの問題です。