社会人って偉いの?話にならないと思ったら!立場で「会話の目線合わせ」をする必要性
タイトルについてですが、就活生に一度質問を受けた事がありました。
とても返答に悩んだ記憶があります。
「社会人経験がないので~」
頻繁に出てくるフレーズだと思います。
確かに「経験値」という視点から考えると、社会人生活がないという点では社会人経験を求める場合には比較されてしまいます。
しかしながら、人生という視点から考えると
やってきた事、経験してきた事は十人十色で
シンプルな例だと
サッカーに明け暮れる学生生活を過ごし、相応の結果を残してきたAくん
(勿論、結果が伴わなくても打ち込んできた方も)
と「社会人生活がないので~」と発言したBさん
Bさんが特に部活などに打ち込む事がなかった学生時代を過ごしてきたとしたら
サッカー・部活・スポーツという観点からは、Aくんのほうが立派なわけで
ただ、Bさんがとても勉強に力を入れて良い成績を出してきた方だとしたら・・・
と、堂々巡りになります。
そこで、会話の目的として何を求めてるかが重要になってくるわけで
論点をしっかりと揃えて
お互いの経験を讃えあって、経験から習得した能力を直接ではなくても、付随して活かせるかどうか?という可能性を模索する時間にしたほうが有意義ですよね。
新卒の会話の中で「社会人経験がないから~」と言われてしまうと
「そりゃそうなんだけどさ」と、この人に話しても無駄というフィルターがかかってしまい、会話が進みません。以後も話しづらくなるでしょう。
ですが、仕事内容や現実的な説明をする際には、イメージを崩す(GAPを埋める)前提を作るためにそのフレーズが出てきてしまうんです。
経験値視点だと確かに事実ではありますが、「社会人経験がないと話せない」わけではないですよね。
私が学生と接する時に、同様のシチュエーションになってしまう場合は少し伝え方を変えるようにしています。
「学生生活で勉強や部活、アルバイトなど沢山の事を頑張ってきて、私が出来ない事も沢山出来ると思います。
ただ、○○株式会社で「正社員」として働いた事はなくて、初めての経験だと思うので~」
肯定した上で、広い内容ではなくピンポイントな内容から入る事で、納得感が増して話を聞いてみよう!となりませんか?
仕事でも同じだと考えていて
新しい事に興味がないメンバーに、やった事のない仕事へチャレンジさせる際に、しっかりと意識させるには
相手の能力を肯定して
ピンポイントでこれはやった事がないと説明し、更に今持っている仕事との共通点や持ってる能力の活かし方を説明することで
「だから出来るよ!」と背中を押せます。
そのような伝え方を意識することが
仕事を円滑に進める上でも必要になりますね。
他者の働きが、自分の評価になります。
他者を動かせれば、自分の評価につながると言い換えられます。
★過去の記事で自己評価と他者からの評価の構造を過去にまとめています。
仕事一つ一つへの意志の持ち方を含めて
考え方や立ち回りに対する意識の転換に力になれると思いますので
興味がある方はご一読ください。
ちょっとした違いが、効果を出すのかもしれませんね。
社会人が偉いのかどうなのか?
少しの事に気遣いが出来て、「立派」と思われる人物でいたいですね。
そういうコミュニケーションの有無も職場選びの相性では重要だったりしますので
今の職場でほとんどの場合に一方的なコミュニケーションを強いられてストレスを抱えている場合は転職を考える判断材料の一つにもなります。
転職エージェントは面接官(一緒に働くだろう人)の情報を持っていますので、そう言った情報を習得するために活用しても良いかもしれません。
さらに、複数の転職エージェントを活用すると、複数の視点からの情報を得る事が出来るのでしっかりと見極められば制度が高い情報を得ることもできます。
偉いの?とは偉そうということで
聞いてる人からすればその時点で多少はネガティヴに考えているということですので
意識することで引き出せる話も増えます。
壁を作られてると思った時は是非意識してみてください。
☆転職エージェントなら、このブログからも実績のある
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