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卒園生に贈る言葉

2024.03.17 13:03

今日は息子が通う幼稚園の卒園式。


息子はまだ卒園しませんが、私は父母の会会長としてお祝いの言葉を贈りました。


真っ直ぐな目で卒園証書をもらう卒園式のみんなはとても立派で、希望に満ちていました。


■お祝いの言葉■


ご卒園おめでとうございます。


今日は、○○幼稚園のお父さん、お母さんたちを代表して、卒園する皆さんに『ありがとう』を伝えます。


当たり前ですが、お父さんもお母さんも、最初からお父さん、お母さんだったわけではありません。


皆が生まれてから、お父さん・お母さんになりました。


私もお父さんになってから、世界はガラッと変わりました。


自分一人では気が付かないことを、子どもが教えてくれるからです。


いつも通っている道にも、きれいな花が咲いていること


空に浮かぶ雲は、よーく見ると恐竜にも見えること 


出来なかったことが出来るようになる姿が、とても嬉しいこと


お父さん、お母さんの世界を広げてくれて、たくさんのことを教えてくれて、心から感謝しています。


さて、10年後、皆さんは何歳になりますか?


成長していくにつれて、幼稚園で過ごした日々は、少しずつ忘れていってしまうかもしれません。


でも、幼稚園で過ごした日々は、決して無くならない、「たしかな根っこ」をつくってくれました。


初めて会ったお友達とも、一緒に遊べば、すぐに仲良くなれること


友達が悲しい気持ちの時は、自分も悲しい気持ちになること


一緒に笑うと、とっても楽しい気持ちになること


全部大切な『人としての』根っこです。


みんなはこれから大きな木のようにぐんぐん成長していきます。


強い風が吹くと、枝が折れることもあるし、葉っぱが落ちることもある。


でも、根っこが揺らぐことはありません、

ずっと、みんなの成長を支えてくれます。


さて、もうすぐ1年生です。


大きくなるにつれて、見える景色も増えてきます。


みんなの前にどんな景色が広がるか、とても楽しみです。


ずっと、応援しています。


素敵な一年生になってください。