走りが変わるCushCoreを入れてみました
チューブレスタイヤが市場に出て、そして自分のバイクに取り付けてトレイルを走った時に「うわぁ すごく走りが気持ちいい!」と感じて、トレイルライドがより楽しくなったのですが、そこからシーラントを使わないUSTタイヤからシーラントを入れることでより軽量でしなやかなチューブレスレディタイヤになることでもっと楽しさが増して、今では所有するマウンテンバイクのほとんどがチューブレスになっています。
そしてここにきて、そのチューブレスタイヤでの走りの質というものを高めるアイテムが出てきました。
それがCushCoreクッシュコアです(写真はA&Fのページから)
CushCoreは単なるリムを保護するためのものだけでなく、走りそのものの質を高めるものです。
それは衝撃・振動をしっかりと受け止め、その後に必要以上に反発をさせることなく吸収してくれます。
タイヤサイドがしっかりとして、グリップ性能があがります。
より詳しくはこちらのページで
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https://afbikes.com/my-product/cushcore/#prettyPhoto
CushCoreは現在ナカザワジム試乗車になっているTransitionSUMUGGLERに取り付けてあります。
使用しているタイヤはコンチネンタルのマウンテンキング 29×2.3
私が感じているところでは、新しいマウンテンキングは転がりがよく、とにかくスピードが乗せやすい・乗りやすいタイヤだと思います。
ただしコーナーリングに関しては以前のマウンテンキングよりもバイクの寝かしはじめに軽さを感じるので若干の不安感もありますが、しっかりと倒しこんでいるときにはグリップをしてくれます。
イメージでいくと、グッと地面をつかんで食いついているというよりも、面で地面をとらえて旋回していくようなイメージです。
そういう特性のタイヤですからCushCoreを入れてみることでどう乗り味に変化があるのかが楽しみでした。
Photo by Hideyuki Suzuki(ライディングのみ)
トレイルに行くまでは基本は自走のスタイルなのですが、舗装路の走りはじめでは少しの重さを感じました。
でもタイヤが転がってスピードが乗ってくるとそういった印象も気にならなくなりました。
実際にトレイルに入ってまず感じたことは、タイヤ全体がしっかりしたなと。
意図的に左右にバイクを振ったときに、グッと芯があるような感じがして、その芯というのが固いというものではなく、地面にしっかりとタイヤが乗っているような感じで安心感が増しました。
コーナーリングにおいてはタイヤのよれる感じがなく、CushCoreのおかげでサイドウォールにいい意味での張りが出て、軽やかで旋回性のあるマウンテンキングのタイヤノブが仕事をしてくれて、もともとあった少しの不安感がなく、グリップが増してかなり楽しく走れました。
あらためてタイヤのサイドウォールの質の高さがグリップに影響するのだなと思わされた瞬間でした。
そしてロックセクションや木の根があるようなところで、体の動きが路面状況に対して遅れた時のタイヤから伝わる「ガツッ」っといういやな感触も軽減されていました。
スピードが上がるほどに安定感が増し、CushCoreを入れたことの効果をとても感じました。
今回は1.8barの空気圧で走ったので、次回はもう少し落として走ってみようかと思います。
エンデューロレースに出る人や、タフな路面状況のフィールドを走っている人にはかなり恩恵があると思います。
走りの質をあげてくれるCushCoreはおススメ商品であります(^^)