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緑川 カスクコレクション

2024.03.18 07:00

限定品

¥4400

ウヰスキー樽にて

熟成した逸品

メランジェさん

入荷しました

焼き菓子

コンフィチュール

ラ・パンツァネーラ

ミニクロッカンティーニ・ブラックペッパー

大 ¥810

小 ¥572

Third time in Niseko

シャバ雪も

愉し

テイスティング


Gomes Vineyard

ゴメス ヴィンヤード

Carboniste Albarino Extra Brut 

カーボニスト アルバリーニョ エクストラ ブリュット

テイスティング


Aurélien Verdet

オーレリアン・ヴェルデ 

 Bourgogne Hautes Côtes de Nuits Le Prieuré Blanc

ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ル・プリュール ブラン

テイスティング


Pierre Callot 

ピエール・カロ 

Clos Jacquin Avize Gran Cru Brut

クロ・ジャカン アヴィズ グラン・クリュ ブリュット

竜馬がゆく   司馬遼太郎


「都気能雄久志」 と万葉仮名で表題がかかれている。岩倉自身が自分のために編集した詩歌の抜きがきであった。詩歌はすべて他人の作品である。 その作者たちは、すべて故人であった。そのことごとくが、国事に斃れた勤王の志士である。「それをよんでは、わが磊塊を慰撫している」と、岩倉はいった。磊塊というのは石のかたまりのことである。男子の腹中にはみな磊塊がある、と古代中国人はいった。男子が酒をのむのはそれを焼くがためだという。 意味は、鬱勃たる心情といってもよいであろう。中岡がおどろいたことに、その物故志士の名は、岩倉とは反対の立場にあったいわゆる過激志士の名ばかりである。寺田屋騒動で闘死した薩人有馬新七、天誅組で死んだ藤本鉄石、蛤御門ノ変の真木和泉、久坂玄瑞などざっと目を通しただけで三十余人の名がある。(この卿の至誠まぎれもなし)と中岡は見、談なかばで本題に入り、大宰府に蟄居中の三条実美と提携してくれるよう頼み、三条の手紙を差し出した。