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我よ憤怒の河を渡れ

2018.11.16 05:03

誕生月であるだけでなく、

もっとも美しく過ごしやすい季節の11月が

1年でもとても好きなわけなのですが、それにしては11月は

私に厳しい仕打ちをすることが多いです。。


どういうわけか、毎年最大の重い仕事が11月に寄せられている事実。

もうだめだ、

今度こそどうにもならない。

そんなふうに絶え絶えの息をなんとかつなぎ合わせて日を生きている感じです。


今週、ひとつの重い重い仕事がなんとか終わりました。

この重さは、物量と内容だけでなく

仕事における自分自身の存在意義を問い直すものであり

本当にきつかったです。一番きつかったのは体力面だと思っていましたが、

もしかしたら、それによって余裕を失い

平常心がけることでやっと均衡を保てている自分を納得させているバランスが

みるみる失われていくのを感じることがつらかったかもしれません。


やっぱりこれは、

前回書いた「自我」問題。

私はきっと、納得しようと努力してある道を諦めたのだと思います。

納得していると思い込ませて、自分すら騙してこれた気がしていたのに

こういう余裕をなくした段階で頭をもたげてくるのだから、

心底納得できているんではないんだと思いました。


この発見が、実は結構きついことです。


こういう自分で問題がわかっていながらも、

どうにもできないほどにバランスを欠いた状態で在るとき

本当につらいのは、そういう自己を自分で許してしまっている事実です。

こんなに忙しいんだから、無理。

こんなに働かせられてるんだから、いいだろう。

とか、暴れ馬になった自我が暴走状態です。

これをわかっちゃいるけどやめられない!としている愚かさが実に醜い。


美しく晴れた秋の空の下で

強く生きたいと願います。