ガザ地区の停戦を求める決議
2024.03.19 07:16
14日の市議会定例会最終日、ガザ地区の停戦を求める決議が全会一致で決議されました。
以下全文
【パレスチナ自治区ガザ地区における人道的対応及び停戦を求める決議】
2023年10月7日のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃を端緒としたハマスとイスラエル軍の戦闘により、多くの民間人が犠牲となっている。
この紛争では、イスラエル軍の攻撃により子どもたちを含む多数の民間人が死傷しているほか、ハマスにより罪のない人々が人質として多数拘束されている。
国連総会の緊急特別会合は、10月27日に「人道的休戦」を求める決議を賛成121か国で採択し、また、12月12日には人道目的の即時停戦及び全ての人質の解放と人道支援の確保を求める決議を養成153か国で採択している。
このように、国際社会による事態の収拾に向けた努力は続けられているが、依然として戦闘状態が続いており、先行きは不透明である。
今後とも、国際社会は協調して、国際法に基づく人道的な処遇と安全を保障するための取組を続けていく必要がある。
よって、平和都市宜言をしている春日井市の議会として、国連憲章と国際法に基づき、我が国が国際社会と連携し、民間人のこれ以上の犠牲を無くすことを第一とし、紛争地域への人道支援が迅速かつ安全に行われるよう即時停戦を呼びかけ、一刻も早い和平が実現されることを強く求める。
以上、決議する。
令和6年3月14日
春日井市議会