神仏に願うときの注意点
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先日のブログでご紹介しきれていなかった
お話をしてみようと思います。
神仏に願うときの注意点です。
見えない世界のあらゆる存在は、
わたしたち人間の願いを
叶えてくれる力がある。
きっと叶えてくれるものだろうと
無意識に信じているところがあります。
だって、目に見えない
不思議な存在なのだから
魔法のような力があるに違いない
って思いますよね。
しかし、こうした思い込みが
霊界の存在との「取引」という発想に
繋がることがあります。
例えば、
「〇〇を断つから、▢▢の願いを叶えてください」
なんて、無暗に願掛けをしたことはないでしょうか。
自分のことよりは
大切な誰かのために願をかけることが
多いのかもしれませんね。
子どもの為に、家族の為に
親友の為に、パートナーの為に、
大切なあの人が笑顔でいられるように。
出発点は、そんな純粋な思いでも
願いが強いあまりに、祈りではなく
なんとか「取引」に応じて欲しいと
要求してしまうのです。
「願いや祈り」と、「取引」を
取り違えるのはどうかなと。
自然霊の中には邪霊もおられるし、
各分野で神通力があるものの
人の手に負えない存在もおられるものです。
たまたま繋がったなにかと
「取引」が成立して、
願いが叶ったとしましょう。
そのとき差し出すと約束していたものを
実際にはないがしろにしたり、
忘れて差し出さなかった場合
なんらかの方法で
どこかでバランスを取られることになります。
また、今は神様として祀られている
尊い存在の中には、元は怨霊だった方々や
作法に非常に厳しい存在がおられます。
効き目が強いということは、それだけ
こちらの覚悟も試されているということ。
神様と「取引」するのではなく、
ただひたすら純粋にひたむきに
また、喜びの状態で身を委ねて祈る。
そして自らも行動するところを
見守っていただく。これに尽きます。
そして、その結果
我が思いの通りに叶わなかったとしても
これが今の最善と感謝して受取り
また精進していきますと、
おおらかな心持ちでいるのが一番です。
そのひとに必要なら与えられるし
必要ないなら別の経験が与えられる。
何がそのひとにとって一番の学びになるか
だけの世界です。
寸分たがわずに絶妙なタイミングで
調えてくださる様は、参りましたの一言です。
では、強い願をかけるのは無駄なのか、、
といえばそうではありません。
それほどの強い意気込みを持って
謙虚に願う姿は祈りそのものです。
だれかが自分の為に
自分が誰かの為に
自分が自分のために、
真摯に祈りを捧げる。
それだけでもずいぶんと強いエネルギーが
動くに違いありません。
さて、いかがだったでしょうか。
神様相手に取引の発想を持つよりは
真摯に願いを伝えたあとは
そのことは忘れて
現実にできることをして
身を委ねて生きる。
身体の力をぬいて
柔らかく過ごすことにしましょうか。
今日もご訪問くださり
ありがとうございます♡
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.