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なるさ 療育学習室

基本的質問の習得

2018.11.17 11:22

幼児期に身につけたいこととして「あいさつ」があると思います。

これはすごく大切だと、大抵の保護者は思っています。

あいさつの例として

・おはよう

・こんにちわ

・こんばんわ

・さようなが

・ただいまーおかえり

・いってらっしゃいーいってきます

・ありがとうーどういたしまして

などがあげられます。


あいさつ以外に、身につけたいことは、日常的応答があります。

日常でよく聞かれること、自分自身に関する質問への応答です。


例えば

・お名前は?

・何歳?

・先生の名前は?

・お父さん(お母さん、弟など)の名前は?

・何組さん?

・何保育所(幼稚園)?

・おうちには誰がいるの?

・どこに住んでるの?

・好きなテレビは?

などです。


幼児期の可能であれば2歳頃より、質問してあげると、徐々に言うことができるようになります。

発達障害(自閉症や自閉傾向)のお子さんは、質問して、分からないようであれば、先に答えを言ってみてあげましょう。最初は決まりきったパターン化でも、そのうち自然な応答になります。


例えば

お母さん:お父さんの名前は?

子ども:お父さん・・・?

お母さん:お父さんの名前は・・・かずき!お父さんの名前は?

子ども:かずき!

お母さん:そう。正解。次は、お母さんの名前は?


というように、質問してみましょう。

上述した質問内容を日常で使うだけでも、子どもとのコミュニケーションになります。

「声かけを増やしてください」と保育士さんや保健師さんがいいますが、具体的には簡単な質問も声かけになります。

簡単だと思う質問もしてみて、一緒にお話しをしてみましょう。