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第ニの矢を受けるな

2018.11.16 12:39

たとえば、タクシーに乗って運転手の態度にむかっとすることがある。

 

腹が立つ。

まずこれ、マイナス心理です。

 

だからといって、こちらが乱暴な態度をとってはいけない。

 

「なんだ、その態度は!?」と声を荒げたり、バタンとドアを閉めるといったマイナス心理に続きマイナス行動をとると、いつまでも不快な気分が残ってしまう。

 

そんな場合は、少し高めのチップを運転手にやって、“ありがとう”と言って降りる。

相手は“おやっ?”といった顔をしますよ。

そうすると、こちらの気分が爽快になります。


マイナス心理を消す秘訣です。

 


釈迦はこんなふうに言っておられます。

 

「悟りを開いた聖者も悟りを開いていない凡夫も、ともに第一の矢を受ける。しかし、凡夫はその第一の矢につづいて第二の矢を受けるが、聖者は第二の矢を受けない」

 

 

人に足を踏まれたとき、「痛い!」と感じる。

 

あるいは、美しい花を見て「きれいだ!」と思う。

 

それが第一の矢である。

 

聖者にしても「痛い」「美しい」と思うのだ。

 

その点では、聖者と凡夫に変わりはない。

 

 

しかし凡夫は、その第一の矢につづけて第二の矢を受ける。

 

「なぜ、俺の足を踏んだのだ。あやまれ!」と腹をたてつづけ、ときには仕返しを考えたりする。

 

それが第二の矢だ。

 

あるいは、美しい花をつんで、わが家に持ち帰ろうとする。

 

それも第二の矢だ。

 

そして聖者は、凡夫と違って第二の矢を受けない。

 

 

マイナス心理にマイナス行動をとるな…ということは、釈迦の言われた第一の矢と第二の矢の教えと同じものだと思う。

 

 

 

もう一つ、分かりやすい話しで、

「二人の若い禅僧」の話しがあります。

 

あるとき、二人の若い禅僧が川を渡ろうと岸に来た時、一人の若い女性が向う岸に渡れなくて困っていた。

 

すると見かねた一人の禅僧が、さっさと女性を背負い、向う岸に渡って下ろし、何事もなかったようにまた歩き始めた。

 

その一部始終を見ていたもう一人の禅僧が、「お前は修業中の身として、女性を背負ったりして恥ずかしくないのか」となじった。

 

すると、女性を助けた禅僧は、「お前はまだあの女性を背負っているのか」と答えたという。

 

 

放下著ということです。

 

こだわりを捨ててしまえ、放り投げろということです。我々は、色々なものを後生大事に抱え込んでしまう。

 

まさに、第一の矢がそれです。

 

マイナス心理がわき起こったとき、それにいつまでもこだわっていると、第二の矢というマイナス行動が生まれてしまう。

 

「こだわり」「しがらみ」「嫉妬」「妬み」「恨み」「怒り」「憎しみ」などの感情を手放すこと!

難しいんだけどねぇ〜

 

そして…

その負の連鎖を断ち切るコツは、「ありがとう」という言葉を口にする事です。

 

幸せになるには、マイナス心理にマイナス行動をとらない人である必要があります。