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ツールドおきなわ 2018

2018.11.16 14:57

自身初のツールドおきなわ。

国内最大規模の公道ロードレース。

市民100km U39

格安航空が飛ばない所から

始まった沖縄遠征。

ギリギリで当日空きがあった

朝イチの便で上陸し、

ローカル具合が面白い

現地最安のレンタカー屋さんに

和まされる

毎度、お出かけの時は

ハイテンションな毛利さんと

受付を済ませ、

レース後半の登り区間だけ試走して

名護のメインストリートを散策し、

早めに就寝。


レース当日の朝は早い

210kmクラスの100km地点から

スタートするため、

交通規制が始まる前 5時代から

選手駐車場であるスポレク公園へと移動し、

自転車を預け送迎バスで

スタート地点へ向かう。


初出場だと戸惑ってしまう複雑な流れ。


そして芝生の公園で10時過ぎのスタートまで

3時間以上、待機するため、

身体もハートも少々ダレてしまう。。


少々お眠になってきたところで、

いざスタート、

最初に10分程の登り、

落車等のリスクが多い序盤は

集中力のスイッチを入れ

半分より後ろから先頭付近まで

上がっておく。

少し脚を使って難なく良さげな位置へ。


時速80km、一直線の下りを挟み、

海沿いのフラットロード。

トンネルが出てきたところで、

早速、後方でガシャガシャと落車。。


なんでトンネルに入っただけで

コケるんだよ、、、

と思うけど、これがロードレース。


想定して巻き込まれないよう

なるべく前方での展開。


それから集団は落ち着いて

海岸線を気分よく巡行、

ここでつい一安心して

ポジションを中段まで

下げてしまった。


ここが失敗、、


スタートから20km程で

ぐるりと左へ曲がると

峠の登りへ突入!

一気に縦長になる集団、

一番長い坂、普久川ダムの登り。


慌てて踏んでいく、

先頭とは かなり離れてしまった、、


自分の登坂力では

ちょっとキツイ。。


まだ序盤、全開で追うべきか、

少し迷っている内に

1コーナー先に30人程の集団が

チラ見えするぐらいの位置で

登りのピーク付近へ。


同じように出遅れた、

走れそうな選手2、3人で

追うが、すぐに見えなくなってしまった。。


後から得た情報によると、

毎回、この峠で人数を絞り込むため、

意図的にペースが上がるらしい。


やってもうた、、


頑張ったけど追い付けず、

次の登りで少し中だるみしてると、

後方から10名程のパックが合流し

セカンドパック形成!


時間差で色んなクラスが走ってるから、

至るところに何かしら集団が出来るのも、

ツールドおきなわの特徴。


形成された集団は

少しでも上げたい積極的な選手が多く、

どんどん被せる感じのローテーションで

回していく。


下りは自分が積極的に牽いて

悪くないペースで進行。


40km過ぎで

数分前にスタートした

Over40の第二集団をキャッチ。


その中に赤塚さんが含まれていて

合流!

ペースの上がらない集団にヤキモキしていた

赤塚さんもローテーションに加わって、

この流れで最後の勝負所、

羽地ダムの登りへ。


みんな消耗していて

脚が吊って急に止まる選手もチラホラ。


まだ少し余力がある。


少々力のないダンシングで上がっていく、

同じく苦しそうな赤塚さんに

付いて来い!的な感じで合図して登る、

登り返しで負けじと抜いてくる、


熱い!パッションが熱い!

身体は限界だけど楽しくなってくる。


周囲の選手も含め

皆、こんな真剣に

自転車と向き合っているのかと。


少しでも順位を上げるのであれば

他の走り方があるかもしれないけど

そんなこと気にせず、

下りで前に出てガムシャラに踏んでいく。


残り5km

怪しかった

左のふくらはぎが吊った。。


赤塚さんを見送り、

あとは騙し騙しゴールまで。

2時間59分

32位

最初は一度ぐらい出てみるか~

という気だったけど、

独特の雰囲気と達成感。


気が付けば

もっとこう準備して

こうすればな~と

反省と対策を考えてしまっていた。


また来年、

もう1TRY するかもしれません。


沖縄は11月でも暑くて

3日間、半袖 × 半パン × ビーサン