【Vol.3】今話題のオシャレカメラマン、kota君にインタビュー【Part 3】
Part 1、Part 2と続いたインタビューも今回が3回目。
Part 1ではバイオグラフィーを、Part 2では写真の撮り方や考え方にフォーカスを当ててインタビューを行った。
Part 3となる今回では、レースでの撮影秘話や苦労、kota君が思うこれからについて話してもらった。
―――――この前レースやった訳やけど、何のレースの何処のチームの撮影やった?
先日、富士スピードウェイで開催されたWECというレースに招待して頂きました。FIA世界耐久選手権で、世界三大レースとされる「ル・マン24時間レース」を含む耐久レースの世界選手権です。参戦車両は、LMP1, LMP2, LM GTE PRO, LM GTE AM の4クラスです。
―――――レース撮影してて、撮る側としてスゲェなって思った事は?
一番最初に感じたことが、なんで俺ここにおるんやろ。って事です。
行く前は、案外一般の人とか居るんだろうな。って気持ちだったんですが
いざピット内に入ると、一般の方がほんとに居なくてびっくりしました。
小さい頃から憧れていた世界、ゲームや映像でしか観たことがなかったので
迫力がすごすぎて終始鳥肌が止まりませんでした。
―――――レースを撮る上で難しかった事は?
難しかったことは、どこを撮ればいいのかわからない。というところです。
これって一般公開していいの?っていう感じで不安ばかりでした(笑)。
ですが、選手とコミュニケーションを取って、してはいけないことを教えてもらいスムーズに撮影することが出来ました。
―――――どの場面がカッコよかった?
―――――今回のレースの撮影から何か得たものはあった?
インスタのDMからレースに招待してもらったんですけど、やっぱり何事も発信し続けることって大事だなと改めて感じました。世界トップレベルのレーサーが、僕のアカウント見つけて直接連絡くれるって普通にヤバイですよね(笑)。
当日は、他のプロレーサーやTOYOTA GAZOO Racingのエンジニアの方とも仲良くなることができたり...。
本当にいい経験させて頂きました。
―――――少し話は変わって、kota君来月(11月)にSwagMeetってやるやん?その話ってどういう経緯でkota君のところに来たん?
元々はClean Cultureのしゅん君が「やろう」っていう話を出してくれて。「Unreached」っていうカメラマンのチームにも僕入ってて。そこで「やるから手伝ってよ」っていう感じで。
そこで僕らだけやと運営厳しいんで「Unripe™」さんとか「車道」さんとか、「カメラマン集めてやろうや」みたいな(笑)。
「来たらいい写真絶対もらえる」みたいな集まりにしようって。
―――――そりゃそうなるよ。書かれてるカメラマン、エグイなぁって思うもん。
ILBさんとか、KPEGさんとか…。
―――――その中で言うたらkota君が一番若いんじゃない?
運営だと僕が一番若いと思います。
―――――ここから先どうしていきたいとかってあったりする?
将来ですか?
結構ぶっ飛んでると思うんですけど、会社に就職したくないなと思ってて、カメラでやっていけたらいいなと思ってるんですけど…。
なんかこう漠然とはしてるんですけど、世界中飛び回って好きなことで生きていこうと…。
自分でしかできない事をやっていこうと思ってて、車が好きで、写真が好きで、トラベルが好きで、って全部をミックスさせて何かを作り出していこうと…。
来年はアメリカのイベントにも行きたいなって思います。
―――――今後こういうの撮ってみたいとかってある?
車よりも人とか、景色を撮っていきたいですね。
海外に出て、トラベルのちょっとしたムービーとか、そういうのを撮りたいです。
プロモーションとか、ミュージックビデオとか、何だったら映画とかも興味あるぐらいなんで。
―――――YouTubeとかはどうなん?
そういうのもやりたいですね。しっかりと動画編集して。
オシャレな感じで音楽乗せて。ただ車に限らず色んな景色とかも。
今車界隈ってカメラ持ってる人メッチャ多くないですか?
でも車しか撮らないじゃないですか。それってメッチャもったいないと思うんですよね。
―――――いつかは動画もしっかりいきたいわけやん?その中で目標にしてる事とかってあったりする?
目標…。うーん…。
何を撮りたいっていうのも決めてないんですよね。ただ面白い事をしたいです。
面白い事をしてるのを撮りたいですね。
皆にこう好きなことをしてもらいたいです。それを撮るんで。
影響力のある人間になりたくて、自分の写真とか動画見て「何かやってみよう」って思わせたいんですよね。
そういうキッカケになったらいいなと思ってやってます。
人を泣かせられるような動画とか(笑)。
―――――この記事を書くにあたって、何か伝えたい事ってある?
いやぁ、「好きなことを全力で」やってほしいですね。
好きなことがいつか実を結ぶ日が来るんで。
というわけで全3回に分けてインタビューをさせて頂いた。
kota君の写真に対する考え方には新しさを覚え、また考えさせられるカメラマンも多かったのではなかろうか。
これからの活躍にますます期待ができるカメラマンの一人に違いない。
また、こちらの記事がアップロードされている頃には、奥伊吹スキー場にてSwag Meetが開催されている事だろう。
勿論私も現地へ赴き、空気感を味わってくるつもりだ。
その模様は後日、こちらにて伝えさせていただこうと思う。