No.36 セレクトシリーズ メガリザードンX
【全国図鑑No.0006M】【タイプ:ほのお・ドラゴン】
リザードンのメガシンカ形態の一つ。
全身の炎はより高温の青い炎に変化、接近戦能力も向上した。
特別アニメ「ポケットモンスター THE ORIGIN」のラストに世界初登場、
ミュウツーを倒している。
アニメ「XY」特別編「最強メガシンカ」および新「ポケットモンスター」では、
メガシンカを追う冒険家にして後のマスターズエイト・アランのパートナーポケモン。
発売日:2014年7月19日
価格:950円(税抜き)
元記事:「タガネのポケプラジャーニー2017」Report75
「メガシンカ」の不思議の一つは、使う「メガストーン」により異なった進化形態を見せることにある。
それを持つ数少ない一匹がリザードン。「リザードナイトX」を使うとこちらのメガリザードンX、「リザードナイトY」を使うとメガリザードンYにメガシンカするんだ。
通常のリザードンとは大きくスタイルを変えた黒い身体に青い炎。接近戦能力が大きく強化されるよ。
メガシンカシリーズ2作目はリザードンのメガシンカ形態、メガリザードンX。
当時はアニメ「ポケモンXY」での不定期放送特別編「最強メガシンカ」で主役を張り、初登場はアニメ特別編「ポケットモンスター THE ORIGIN」・・・と、アニメに縁があります。
ポケプラとしてはリザードン進化セットのリザードンの構造を受け継ぎ、メガシンカ形態を忠実に再現する方向。
各部に追加されたパーツ(口の炎)の関係上メガシンカ前から可動が一部オミットされており、メガシンカシリーズ4作では一番動かないとも。
また、メガシンカしたリザードンでは一体成形の翼に肉抜き穴が発生してしまい、無改造では背中側から見ると若干きれいに見えないところも。Yではもっと複雑になるのですが、肉抜き穴自体には改善が見られます。
完成前後。
可動域はリザードンから口の開閉を抜いたもの・・・すなわち頭・首・肩・足・尻尾・尻尾の炎・翼の連動可動。
翼連動可動についてはリザードン3形態で共通です。
接続するためのジョイント(尻尾も)も実は共通なので、通常リザードンにコンバートしてなんだか大変なことに。
進化シリーズからセレクトシリーズに「進化」したので、さすがに大きさは大きくなっていますが・・・これでもまだ小さいと感じてしまう。
後でガブリアスというさらなる大物が出ると余計に。価格帯違うけど。
背中。
完成すると見えない翼の中央部分裏側にもシールを貼る指示があります。
尻尾などの炎のシールはホイルシールの特性を生かしてきれいです。
ポケプラスタンドが付属。飛翔ポーズを決められます。
通常リザードンでも使えないわけではない。半球型になったスタンド部分は他のポケプラを飛ばすのにも重宝。
Yとの違いは支柱が短い・スタンド部が小さい、リブがあること。
支柱へのスタンドの固定および3ミリジョイントは変わりません。
なお、スタンドの付いたCランナーには謎のブリッジがあり、後年になって「スタンド台座パーツだけをメガリザY・メガバシャと使い回している」事が判明しています。
台座周りをそれぞれのポケプラで調整することで金型を使い回していたり。
パールのメガリザYとも。
勿論大きさ上は変わりなし。アクション部は踏襲しつつ、尻尾可動の方向が異なります。
箱・再販など
先に出てメガトウキョーを守っている方がY。後から出てアニメなどで目立った方がX。
再販は「XY」・「XY&Z」(2016年6月再販分)・「サン&ムーン」(2017年7・10月・2018年4・7・12月再販分。2018年12月再販分は同月再販では唯一赤バンダイ)箱。
全箱に、「XY」編における「メガシンカシリーズ」の表記があります。
メガシンカシリーズとしては最も再販回数が多く、「XY」・「XY&Z」期ではポケモンセンターでも長期にわたって販売されていたので見かけた方も多いでしょうか。
後から出たメガリザードンYとは、「ポケラマ作ろうセット」で共演します。
箱としてはアニメロゴとSTマークの検査年度が変わっただけで、レイアウトなど一切の変更はありません。
青バンダイ箱への変更は'18~'19の通常再販分ではやや遅れ、2019年3月再販分からとなりました。
ホビーサイトキッズ箱の初出です。対象年齢表記が新たに追加、説明書のコピーライトをバンスピに変更。
汎用ロゴが出回る今、貴重な「メガシンカロゴと青バンダイ併記」でもあります。
時は流れ、2021年12月には新アニポケ後期箱で再販。メガシンカロゴ削除、バーコード面・対象年齢表記などレイアウト変更。
改造
メガリザードンX・スペシャルエディション(2016.6)
課題であった「公式イラスト通りなので手首が内側」などの弱点をいろいろと解消してみる。