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暮らしの道場

酒田。

2024.03.22 07:40

先日法要の為、山形県の酒田へ赴いた。


酒田は子どもの頃、毎年夏に遊びに行っていた“おばあちゃん家”のある町。


山居倉庫はお庭みたいなものだぜ



休暇でもなんでもない事情ではあるものの、久しぶりに小坂町から足を延ばす機会となった。




秋田県小坂町が鉱山で栄えた山間の町であるのに対し、

酒田は海辺の湊町。



久しぶりに海を感じられた!

海鮮も堪能できた。

海鮮市場の朝食



酒田の町並みや雰囲気は、わたしが子どもの頃のそれとは変わったように感じた。



古びた建物の代わりに、背が高く大きくな、きれいな建物がそびえ立って、視界を塞ぐようになり


大手チェーン店の数々が道に並び、家のすぐそばまで迫っているほど。



やや残念な気持ちは、ある。

でも、悪いばかりでもない。



わりと最近建てられた図書館は、館内に入って驚き、本当におしゃれで。

蔦屋書店もびっくり?!というほどに、センスよく居心地の良い素敵な空間だった。



酒田は素敵な飲食店が多いのも、いいところ。



こちらは昔、老舗の料亭だった建物。

現在はパン屋さん&カフェ。


古民家を活かした和モダンな雰囲気。




道を歩いていたら、新しいカフェも発見。


美味しいコーヒーに落ち着く空間で、とってもよかった!

市役所の隣にこんな素敵なカフェが!



酒田ラーメンも有名だしね。




わたしにとっては、おばあちゃん家のある“酒田”こそが、“田舎”の象徴的なイメージだったのだけど


酒田の町並みの発展具合と、


なんにもない小坂町に慣れきってしまった、わたしの感覚器官が相まって


酒田があまりにも都会的に感じて、圧倒された。笑




小坂町は本当に、なにもない。


…うそついた。ドラッグストアもスーパーもコンビニも、ちゃんとあります。

そんなに人里離れた辺境の地ではない。笑

(うちからは全部、車じゃないと行けない距離ですが。笑)


ただ、それ以外は

…ほぼ、なにもないに等しい。

(なにもない3回言った)



でもそれが、ノイズレスな良さでもある。

“ある”ということは、それだけ意識が散ることでもあるから。



小坂町に戻ってきた時、ちょっとホッとした自分を感じた。

それだけわたしも、小坂町に住み慣れたんだなぁ。




で、も。

小坂町にも、洒落たカフェくらいほしいぞ。笑


そんな話をすれば、周りからは「作ればいいじゃん」と言われる。

そうだね、作れたらいいな。


今関わっている農業会社の有機野菜で、メニューを作ったりして。

いつかできたらいいなぁ(^^)