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相模原の子どもと教育を考える会

相模原なるほど学校クイズ【72】

2024.03.24 22:00

いよいよ修了式。学校は1年間のまとめの時期になっています。修了式を終えると、先生達は息つく暇なく新年度の準備をします。その中でも学校を異動する先生達もいます。

今回は相模原市の教員の異動についてのクイズをくまさんが作ってくれました。


 Q.教員の異動先の決定の流れについて合うものは次のうちのどれでしょうか?

① 自分の希望する学校を指定して異動する。

② 中央区、南区、緑区の中からいずれか地区を希望し、その地区内の学校に異動する。

③ 希望は取らない。教育委員会や校長に一任。


答えは画像の下にあります。

《答えと解説》

答え:② 中央区、南区、緑区の中からいずれか地区を希望し、その地区内の学校に異動する。

解説:異動対象者(その学校に3年以上勤務)は、事前に異動希望調査をされます。その中で勤務を希望する区を選びます。その際、区は現勤務地と違う区を選ぶことが基本とされています。(中央区→中央区は×など)

中学校は3区から選ぶのですが、小学校は3区それぞれが2つに分けられていて(例 南1、南2)やはり現在の勤務地と違う区を選びます。学校数が中学より多いので、各区を2つに分けています。

また、市全体の状況や各自の希望を調整する中では、必ずしも希望が通る訳ではないので、その場合は個々の事情を管理職や教育委員会と相談、交渉することもあります。

どの学校に配属されるのか、異動先が発表される時期は教員はドキドキします。相模原市も広いですから通勤経路のことであったり、学校の規模や地域の雰囲気など、様々気になるものです。

新年度に異動される先生方がどの学校で勤務することになっても、その先生らしく、生き生きと子ども達に向き合って勤務できることを願っています。


教職員人事は、先生もドキドキですが、保護者や子どもたちもドキドキするものですよね。

しかし広い上に交通不便地域もある相模原、現勤務地とは違う区に希望を出さなくてはならないというのはなかなか大変だな、と感じました。でも、それにより先生方は市内各地の環境や歴史などを知ることもできて、子どもたちの学習に活かすことも可能になるのでしょうね。

そうそう。異動の話で思い出したのですが、異動のたびに校歌を覚えなくてはならないって先生は大変だな、と子どもの頃から思っていました。

「あの学校の校歌は素敵だったな」など、先生それぞれに思い入れがあったりするのでしょうか(笑)