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中尾享子CA就活成功&TOEIC200点UPアーキイデア塾長

逃げることは負けることではない☆「逃げ」を学ぶ。休む、忘れる★

2016.02.10 01:26

先日、

約4ケ月待って頂き、

月謝生の空き待ちの

順番が来た方に

連絡すると、

月謝生を辞退させて欲しい、

ということでした。


丁寧に理由を説明してくださる

メールを事務局に頂き、

(でなければ、何がダメだったの?

と私も凹みますよね)

感激したのですが、


その方は

この数ヶ月身体の調子が悪く、

その原因を自分で熟考すると、

CA受験を頑張りすぎているのでは

ないか?

という結論に至ったそうなのです。


そして、別にCA受験でなくてもいい、

十分良い、

ことに気づかれたようです。


LINE相談でも多いのですが、

こういう場合、

CA受験を志半ばで辞めてしまうことは

ー逃げー

なのではないか?

と、

特に誠実な性格の方は悩みます。


しかし、

自分の人生は人のものでは

ないのですから、

全く辞めていいし、

それは逃げでも負けでも

ありません。


むしろ、

この方は体調が深刻に

悪くなる前に

よくぞ自分で気づいたと

褒め称えて差し上げたいくらいです。


まあ、

このブログは公称CA合格ブログなので、

CA受験をおサボリしている人に

喝!を入れる見た目の華やかさ(笑)ですから、


月謝生を辞退された生徒さんも

私に血祀られるのか(笑)と

それがストレスになっていたら

申し訳なかったですが、


CA受験が人生ではないし、

CAになることだけが人生じゃないです。

世の中のことはほぼCAに無関係で

回ってるんですからね。

恩師に

学んだことで、

学んだときは

全く実感が伴わなかったけど、

現在、本当に感じるのは、

ー物事全てはバランスなんですよねー

ということ。


精神的に歪んだり、

立ち直れなくなったり、

自分の周りの事象がうまく行っていない時は、

バランスがとれず、

極端にどちらか一方に傾いてしまっている時、

という理解を私はしています。


頑張り屋さんで

あればあるほど、

自分が

頑張りすぎていることにも

全く気付かず、

辛い気持ちを抑えて

我慢して、

頑張り続けると、

ある日

ポキっと折れるか、

身体や心の病気として顕在化するか、、、。


だから、

逃げー

と他人や、

もう一人の

自分が言うとしても、

逃げていいんです!

逃げましょう。


そして、

逃げではなく、

ー首尾よく逃げることを学んだ

ー自分の健康と命を守った

と換言するのです。

☆☆

多分、

日本の小学校からの

教育で、地域社会の教育で

私たちは

随分洗脳されています。

逃げてはならない、、と。


文部省下の

学校現場にも、

超自由奔放な代ゼミでも

両方で教える機会を

頂いた折、


生徒ちゃんの

発言に何度も驚き、

国家的洗脳だな?

と思うことがありました。


それは、

学校をやめてはいけない、とか、

部活動はやめないほうがいい、とか、です。


大人になったら、

部活動をやめるかやめないか、で

中学高校生が非常に悩むことなど、

ちょっと信じられない気持ちがしますが、

本人たちには大問題ですよね。

大人になって、もっと大きく物事が見れるようなったから、

「部活動をやめるかやめないか、なんて

人生をかけて悩むことではない」とわかります。

しかし当事者にとっては大問題。


同様に、

渦中にいる当事者だからこそ、

CA受験でがんばる、にしても、

不当な職場でがんばる、にしても、

自分が極端にバランスが悪くなっているので、

「辞めていい」ということに

気づけないのです。


「学校をやめる」、、、

これは、辞めてほしくない親御さんが

多いし、先生側も辞めることを

さまざまな理由で食い止めようとするため

(それが、自分中心の理由のこともあるかも:

退学者を出すと面目がない、とか、、、)、

実際に辞めた子供のほうは、

非常に気にするみたいです。


しかし、

たとえ、辞めたとしても、

大学受験には全く不利ではありません。

世の中には高校に行かずに

大学受験資格を取れる「大検」があります。


予備校時代に「大検」で受験する

多くの生徒と話をしました。

そこで、

「大検で受験する=高校に行かなかった、

ことを予備校に来るまで、いけないことだと

感じていた」

ということです。そして、逃げ、負け、と

思っていたということ。を知りました。


しかし、予備校には自分自身が大検で、

そこからカリスマ講師になったり、

また、その講師の友人が大検出身で大物だったりして、

講師自身が、

「何が悪いん?むしろ自分で自立して勉強してすごい(確かに!)」

「オーストラリアでは学校なんていかんとEラーニングやで。

おまえら学校なんて行かずラッキー。」という姿勢なので、(逆洗脳?)

人生で初めて肯定された、と大検出身の生徒は言うのですね。


大検受験の生徒は、大抵、二極化していて、

「頭が良すぎて先生に嫌われる

出る杭は打たれる、の杭タイプ&

そもそも日本の学校の枠に収まり切れない天才タイプ」か、

「精神的に弱いタイプ」&「精神世界に入るタイプ」。


精神的に弱い子供の中で、

酷いいじめに遭った、という子もいました。


「学校をやめちゃだめ」という社会通念や先入観や周り縛り、

自分のプライドがあるので、

一生懸命ガマンしたりするのですが、


本当にそんなのバカげているし、

いじめとかなら、本当に一目散に逃げるべき。


そして親御さんが万一気づけたなら、

学校に相談するのではなく、淡々と警察や訴訟に訴えるべき(と学校現場にいた私は思う)。


学校なんて行かなくていいし、

給与所得者(会社員)にならない、なら、

学歴は関係ないから大学へ行くことさえ重要ではない。


「逃げること」「首尾よく逃げること」を、

普段から、もっと親が声高に肯定して叫んでもらっていい、と感じました。


☆☆

バランス、が大切、

というのは、

CA受験の生徒さんからも

頻繁に相談があることにも

共通しています。


たとえば、

現職で輝く、頑張る、

は、絶対大切です。


でも、

ブラック企業で永遠に頑張り続ける、とか、

罵倒される環境で輝く、とか、

どう常識的に考えても不当な職場で頑張る、

と考えるのは、

バランスがとれていない状態です。


(コンビニでたった210円をクレジットカード払いするときに、

「分割にしますか?一括にしますか?」と聞く店員くらいの

バランスの悪さです)



そういう耐えられない職場でも

ある程度(CA受験のネタにできるくらい)

頑張ってみるのは良いけど、


それが、

自分を壊すところまで、

頑張れなんて、バランスがとれていません。



「善良に生きましょう」というのだって、

それは

当然のことです。が、

だからといって、

他人のために殺されるところまで

行ってしまってはバランスがとれていません。


嫌な人や自分の生活の質を下げるものからは逃げたり

無視していいんです。

右のほほも左のほほも差し出す、ということでは

決して「ない」のは明確です。


☆☆

CAにめでたく内定された

卒業生さんの中にも、

履歴書にどう書くか?

という相談をするときに、

いきなり泣き出してしまう人もいました。


それが1人、というのではなく、

かなりな数なのが

日本人の国民的真面目さを

表しています。


自分には荷が重すぎる職場で

その職場を数日~数か月で辞めた、とか、

それに罪悪感を感じ続けていて、

「先生にだまっていましたけど、

本当にすみません。これは

書くべきですか」とか。


書かなくていいやん!


それくらいの失敗をトラウマにしないで。

そんな失敗、することもあるよね。人間だもの(→by mitsuo)。


と本当にこちらが申し訳なくなるほど

真面目な方は多いです。


日本に生まれたという理由で、

(曽野綾子さんいわくの)人生の

半分は成功していると断言できる一方、


日本に生まれると

本当に皆さん日本独自の洗脳に

縛られてしまうのも事実ですよね。


真面目な人や誠実な人は

頑張りすぎて

バランスがとれなくなってしまうことがあります。


真面目な方は

自分ではバランスが崩れていることに

気づくこともできないのです。


小さい子供が、精神的に打撃があると、

赤ちゃんかえり、をしたり、

お母さんが

仕事に行こうとすると、仮病でなく

本当にお腹が痛くなるのと同様、

(それは、子供が自分の心が壊れないように

自分を守っているのと同じく)


大人になっても、

人間は心が壊れてしまわないように

防衛本能として、

「体調が悪くなる」→「病気になる」のです。

本当に病気になってしまいます。


そして、

自分が今まで頑張りすぎてしまったことに

初めて気づきます。



体調の破壊は命につながっています。

頑張りすぎに自分で気づけない人は、

そうやって、防衛本能(潜在意識)が

病気でその人を動けなくさせることで、

自分でも気づけない人に、このまま頑張ると壊れるよ

命が危ないよ、と

気づかせてあげられるように、

病気や体調が悪いくらいで止めておけるように、してくれるのです。


CA受験は大ざっぱに見積もっても

100人に1人なれるかなれないか、

という超難関勝負だし、

大学受験などと違って、

偏差値が出るわけでなし、


老人介護なんかもそうですが、

CA受験も

期限が「ここまでです」というのでも

ないため、

辛いループに入ってしまうと、

自分で抜け出すことが

本当に大変です。


読者さんでも、

正当な努力をしているし、

受験には意欲があるのに、

体調はすぐれない、

病気になってしまった、

というなら、

頑張りすぎなのかも

しれません。


「CA受験を辞める」

は、

「仕事を辞める」

「学校を辞める」

と同じく、

「逃げ」でも、「負け」でもない、

休んでも辞めても十分良い、

と認識し、


自分を許して

オッケーサインを

出してあげることも

時には必要かと感じます。


冒頭の生徒さんも、

(もちろん、

一緒にやると私が言ったということは

内定する素養があるわけですから)

しっかり、休んで、

数年経って、

それこそ、

体調不良だったころ、

頑張りすぎだったことを

忘れたころに、

CAに合格しているかも

しれません。


そんなものかもしれませんよ。

追記:

とっても不思議なんですが、

この記事をまさにアップしようという時に

冒頭の生徒さんから、

再度メッセージを頂きました。

(集合意識だなぁ)


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