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HG ブラックナイトスコードシヴァ

2024.03.25 16:08

▼キット情報

・HGCE 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ

・発売日: 2024年02月23日


「やはりアスラン・ザラが最強か…」


 「HGCE 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」の紹介レビューです。

※本記事は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のネタバレを含みます!


2024年にようやく公開となったガンダムSEEDの劇場版、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に合わせてシリーズが再開されたHGCEのキット。

新たな内部フレーム構造「SEEDアクションシステム」を搭載し、価格は3000円前後と1/144としてはやや高めの価格で展開されています。

この「ブラックナイト スコードシヴァ」は連合でもザフトでもない新たな勢力"ファウンデーション"に属する機体で、新キャラクターの「シュラ・サーペンタイン」が搭乗しキラやアスランと戦いました。

正直、最初に設定画を見たときはお世辞にもかっこいいとは思わなかったんですが、本編での活躍やキットのサンプルを見ているうちにちゃんとかっこいいと思えるようになりました。

キットの方は「格闘戦に特化した一騎打ちのための機体」という設定に基づいた独特の武装に、特徴的な装備「ビームマント」を再現している挑戦的なキットになっています。


制作

ハサウェイや水星の魔女から続く、ポリキャップレスのKPSキットです。

最新ガンプラらしく手足の長いかっこいいシルエットですが、設定画とはだいぶ印象が異なります。

成形色の色分けをウリにしている「SEED FREEDOM」のキットですが、とは言え設定のカラーリングがそれ以上に細かいのでシールの使用・要塗装箇所は最近の水星の魔女のキットと比べるとかなり多くなっています。

今回の記事のものでは以下の部分を塗装しています。

他、脚部のモールドやバックパック&ウイングで細かい色が足りない箇所を塗装しました。

マント無しの画像で要塗装箇所を記載します。

膝の▼モールド、脚部アーマーの白いモールドは全てシールでの再現、足首のビームサーベル発生部分はシールもないので要塗装です。

背面はバックパックの赤ラインと羽の白い部分がシールでかなり色が足りない状態です。


発売中のフリーダムやジャスティスもですが、「SEED FREEDOM」系のキットは羽の色分けがかなりネックになってる印象ですね。(監督が羽大好きだから仕方ないけど…)

フェイス部分は「モノアイ」と「横線」の二種類のシールから選んで選択する方式です。

画像のものでは「モノアイ」にしています。ここは差し替え出来ても良かったんじゃないかな~と…

特徴的な「ビームマント」は両側で質感が異なる軟質素材をウイングに挟みこむ方式です。

パーツを取り外す必要があるので、付け外しは少しだけ面倒です。

このマントパーツ、グラデーションがかかっててかなり本編の感じが出てるのと、柔らかくてポーズを阻害することもなくかなりいい感じです。

マント系のパーツが付属してくるキットは過去にも何点かありましたが、過去のそれらとは一線を画すクオリティで、今後に期待できる良い表現です。

股下にはいつもの3mm軸穴あり。アクションベースに対応しています。


付属品やギミックを紹介します。


「近接短針投射システム」

ニードルが発射される胸部を設定通りに展開可能。

特に内部に針がモールドされているわけではないんですが、「無敵のフリーダムがボロボロにやられた」というシーンでかなり印象的だった武装なので、このように遊べるようにしてくれてるのは嬉しいですね。


「近接対装甲刀 "ディスパティール"」/「ロック・シールド  "スヴァローグ」

スコードシヴァが装備している剣と盾。

ガンダムの武装でカタールタイプの刀剣はかなり珍しいと思います。

パッケージイラストっぽく。

本編でも印象的だったシールド、刃や装甲の形状からどことなく甲虫っぽい印象を受けます。

シールドの刃はある展開可能で

裏側の刃はリード線と専用の接続パーツを取り付けることで射出状態を再現できます。

ただ、刃自体の重量がけっこうあるのでこの状態で長時間飾るのは厳しい感じです。


「ビームサーベル」

右腰に1つ、左腰に2つ装備しています。

刃の色はクリアーレッド。

また、フリーダムの「ラケルタビームサーベル」のように2本のサーベルを連結し、両刃のビームサーベルにすることが可能です。

「脚部ビームソード」

インフィニットジャスティスを思わせる、脚部の先端に装備された近接装備。

やや短めのビーム刃が付属、色はサーベルと同じクリアーレッドです。

SEEDのこれ系の武装、自分の装甲を斬りそうで怖いと何年も思ってます。


全ての近接戦闘装備を展開した状態。

流石に過多な印象がありますが"対アスラン用の機体"という風に見るとわりと納得出来る機体設定かなと思いました。


「HGCE 1/144 ブラックナイトスコードシヴァ」の紹介記事でした。

映画も見たので「SEED FREEDOM」の機体を一つ作りたいな~と思っていたところにちょうどいいキットでした。

発売済のライフリもゲルググなんかはけっこう部分塗装が大変そうですが、こいつはまだマシな方かと思います。

値段はそこそこしますが、色分けが良好で良く動き、武器もたくさんあって楽しいキットかなと。

あとは先日発売されたスコードルドラの方も買っているので、こちらは青色のダニエル機で仕上げたいと思います。

この日はゲルググメナース目当てで行ったのですが、何と開店前の整理券ですべて無くなってました…

ガンプラ人気は相変わらず衰え知らずで嬉しいやら悲しいやら。


新商品周りだと、遂にAC6のプラモが発表されました。

30MMブランドでの発売と聞いたとき「ACっぽい30MMが出るんだろうな」と思ってたんですが、かなりしっかりした物が出てきてかなり驚いています。

ネット通販の予約はどこも瞬殺だったみたいで、相変わらずの様相ですがこちらも購入できたら紹介できればと思います。


次回はプレバン限定キット、フライルーのリメイク版の紹介になりそうです。

それではまた。