2024年度入試問題の正答率と配点を見ながらお話ししましょう【英語編】
2024.03.26 15:05
毎年入試が終わると、合格者平均点と各教科の分布、そして各設問の正答率が公表されます。
今回はその正答率を見ながらお話をしていきましょう。教科は当日に実施される順番でいきましょうかね。まずは英語からです。
改めて、英語の正答率表をご覧ください。右端にカラフルに書かれているのがその問題の配点です。
まず注目すべきは問1リスニング。毎年21点分前後を抱えています。正答率が低くても40%台ですから、英語で得点を稼ぎたい人はここは全問正解狙いたいですね。NHKごがくやリスニングアプリを使って耳慣れしておきましょう。
問2と問3、問4はスピード勝負です。最悪でも10以内には終わらせたいです。問3の文法選択はたまに難しいのが出てきます。注意です。問4の語順整序は不要な語もあって難易度高めです。配点も大きいですが、無理して悩みすぎないように。もっと注意です。
問5は英作文。英語で文を書くのは苦ではないって子は狙えるかも。配点が大きいので余裕のある子はとりあえず書いてみましょう。
問6から問8は長文です。配点大きいです。この問7が難しくなったことが今年の難化の一つの要因でしょうか。ここはもう時間との勝負になりがちです。素早く的確に答えを出せる練習を積んでおきましょう。
英語は早くアイテム(単語と文法)を集めて、総合問題で演習したい教科です。まずはアイテムを手に入れられるだけ手に入れましょう。そこからはガツガツ問題演習を繰り返して、アイテムの抜け目を見つけて埋めていきましょう。過去問や予想問題で時間と仲良くなる練習も忘れずに。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
英語が苦手な人の対処策はこちら。