失敗して落ち込まない方法
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
私はあまり、
落ち込むことがないのですが、
それは自分に対して、
過度な期待をしていないから、
だと思っています。
何かを始めた時に、
最初からうまくできないのは、
当たり前だし、
人よりうまくできないことや、
時間がかかることがあるのも、
当然だし、
いつまで経っても、
どんなに努力しても、
できないことがあるのは、
普通のことだと思っています。
でも、努力を続けることで、
得意になったことがあるし、
人の役に立てることもあるので、
それだけできていればいいや、
と思っています。
だから、
何かに失敗したり、
頑張ってきたことで、
思ったほどに結果が出なくても、
「まあ、こんなもんだよね」
と思って、
落ち込むことはなく、
ありのままの結果や、
実力を受け止めて、
そこからさらに成長するために、
次にやるべきことを考えます。
落ち込みやすい人というのは、
私から見ていると、
自分に求めていることが多く、
自分に期待しているレベルが、
高すぎるように思います。
「あれもこれも、
できていなくてはならない」
と考えてしまって、
何か一つでも、
できていないことや、
注意されることがあると、
悲しんでしまったり、
教わったことを、
すぐに実践できなかったり、
継続できなかっただけで、
残念な気持ちになったり、
10回とか、100回とか、
失敗したくらいで、
「うまくいかない」
と決めつけてしまったり。
そのように、
自分のことを根拠もなく、
「あれもこれもできるはず」と思い、
ちょっと行動しただけで、
すぐに結果が出るはずの人間だ、
と思えていることが、
私からすると不思議であり、
逆にその自信の高さが、
うらやましくもあります。
でも、実際には、
今できていることや、
今出している結果こそが、
自分の今の本当の実力であり、
本当の今の自分の姿ですよね。
誇大化した理想像ではなく、
等身大の自分を受け入れて、
そこをスタートラインとして、
進んだほうが良いと思います。
最初はそんなものでも、
自分に本当に向いていることを、
見つけて、
そこに集中して、
コツコツと努力し続けていると、
何らかの分野で、
周りが一目置くような、
すごい人になっていくと思います。
長期的には、
大きな期待をしながら、
短期的には、
すぐに結果を求めず、
最初は大したことのない自分も、
受容しながら進んでいくことが、
落ち込まない秘訣かなと思います。
高野直人