慎重さや疑い深さのコスト
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
色んな人をサポートしてきて、
私が感じることですが、
課題や問題の解決が、
早くできる人というのは、
時間やお金や労力を惜しまず、
できることを気軽に、
素早く実行しながら、
色んな人に声をかけて、
解決するためのヒントを、
たくさん集めていたりします。
そして、
「これがダメなら、次はこれ」
というように、
一つの行動がうまくいかなくても、
次々と別の方法を試しながら、
結果が出るまで、
サクサクと行動し続けます。
教わったことや学んだことを、
信じるのでもなく、疑うのでもなく、
自分で確認してみるんですね。
反対に、
課題や問題の解決に、
時間がかかる人というのは、
一つの行動を決めるのに、
すごく時間がかかります。
まだ起こっていないことを、
あれこれと心配したり、
行動を始める前から、
まだ必要のない、
細かいことを確認したり、
「本当に効果があるのか?」
と疑ったり。
で、さんざん確認しておいて、
結局やらなかったり。
ようやく重い腰を上げて、
取りかかったとしても、
ちょっとうまくいかないだけで、
すぐに落ち込んだり、迷ったり、
途中でやめてしまったりして、
再開するまでに時間がかかったり。。
なので、
課題や問題の解決のスピードが、
早い人たち比べると、
10倍から100倍くらい遅い、
という印象です。
才能とか、
向き不向きの問題以前に、
取りかかるスピードの速さや、
行動の量で差がついているんですね。
私自身は、
「人それぞれのペースや、
タイミングがあっていい」
と悠長に構える人間ですが、
そのまま放っておくと、
10年も、20年も、
同じ問題を抱えたまま、
という人もいたりしますので、
そのような姿勢を、
安易に肯定してしまうのも、
良くないなと思うこともあります。
慎重さも、疑い深さも、
それが必要な場面では、
大いに発揮した方が良いですが、
そうじゃない場面で、
使いすぎると、
周りから面倒な人だと思われたり、
機会損失が大きくなってしまいますね。
そんな人でも、
トレーニングをすれば、
ちゃんと変わっていけるので、
絶望はしないでくださいね。
高野直人