フェンダーの凹みは直しやすい?
こんにちは!
ブリックス代表の谷でございます!
本日は販売業者様への出張修理でした。
業者様も施工してますが、けして業者様専門ではないので一般ユーザー様もお困りことがあれば是非ご相談下さい!
本日のデントリペアを施工する、車種は日産 ノート E13型です!
人気のあるノートは販売台数も多く、街中ですれ違う事も多くて親近感が湧いちゃいますね^ ^
先代のE12型と比べるとフロンマスクが精悍になった印象を受けます✨
上記写真 修理前
運転席側のフロントフェンダーに約3cmサイズの深さがクッキリとわかる凹みです。
深さもさることながら、凹みのある場所が1番の懸念材料です^^;
デントリペアではキレイに復元できる凹みでも、場所によってはうまく触れない・ボディ形状の影響により鋼板の動きをコントロール出来ない等の理由で、復元が困難なケースもありますのでそれだけ場所が重要になってきます。
この逆のRがついている、湾曲している谷底の部分に凹みがあると高張力鋼板の動きが悪く(専門用語ではメタルフローらしいw)細かく押し出して上げる繊細な技術が具合良く使えずに、難しくなる点があります。💡
復元しやすい場所に凹みがあるケースは稀になんですよね。
それでも
フェンダー内側ということもありボンネットを開ければ直接に指でも押せる環境下に凹みがあり、ツールコントロールが良いのが唯一の救いでした!
凹みの折れてる芯を上げては、表面をポンチングで落とすを繰り返すことで平らにしていきます。
上記写真 修理後
難しい凹みなので修正する時間が必要になりますが、担当者様にも納得してもらえましたのでこれでフィニッシュです!^ ^
今回の様なケースでも凹み自体がここまで深くなく、緩やかなお椀型の凹みでは直す行程も違ってくるのでもうちょい楽なんですが、凹みも無限の種類がありますので対応力が大事ですね!
今回もご依頼ありがとうございました!(`_´)ゞ