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Tokyo Style

完璧ではなく「ソコソコ」

2024.03.28 02:07

※写真はアコンカグアリゾーツの貸切温泉


インターネットというのは毎日変化するもの。

例えばGoogleやYahooを見ていると必ずどこかの部分が変更になっていたり、規約が常に修正されていたりと、日本の憲法・法律よりも細かく修正+追加されていることが分かります。考え的に「ちゃんとする」という感覚はアリと思うんですが、こんなコロコロ変わるんだったら「ソコソコ」でいいじゃんってなる訳です。実際にネットの仕事といっても1つのサービスに対して寿命は4,5年だと思うので、それを考えれば今何をしなきゃいけないのか?っていうことが大切になります。

例えば自分のお店がパン屋さんなのでネットで冷凍パンを販売しようって話の場合は、実店舗などがあるわけですから100%ネットで始まりネットで終わるわけではないので・・・寿命は長いと思いますので、ソコソコという感覚の意味が違います。


そのソコソコっていうのが難しいというか、他や環境を気にすればクオリティーを重視になったりするんですが、僕はある程度のカタチであれば全然OKという考えではいます。ある程度ってどのぐらい?っていう考えもあると思うんですが、料理の味付けと同じで店主がOKと思えばそれでいいわけで、全員に好かれるようなモノを作るよりも個性的な方が、今の時代は人気があると思います。

現実的にお金(売上)が大切になるので、ある程度の営業に力を注がなければ、短期的な寿命の仕事はソコソコがいいかなと。

僕は元々は営業(集客)重視のタイプなので、事務的なコトや管理・デザインは、自分ではあまりしたことはありません(大体外注)、以前にコンサル(アドバイザー)みたいな人を迎えて仕事をしていた時期があるのですが、色々と指摘してくれるのは助かるんですが「だったらどうする」というコトを、なかなか言わず(言えず)、「指摘って誰でもできるけども、だったらどうする?が大切じゃないの?」ってなり、責任のない立場を採用すれば、無責任で言われ、最終的に責任者(経営者)が責任を取るので要注意。

客観的視点はとても大切ですが、やっぱり責任を取れる人の発言や行動というのは、かなり重みがあるんですよ。店長とオーナーの違いのようなもので「責任」というのは何の仕事でも大切です。

責任といっても、金銭的な責任を負わせるとか・・・そういう極端なものではなく「意識」の問題という意味で話をしています。


100%ネットの仕事というのは変化が激しい分、設備投資などの費用が殆ど掛からずに開業でき(ホームページやLP、ショップ)る手軽さがある分、類似するようなヒトや企業が多いので、競争する感覚よりも「個性を出す」このイメージっていうのがとても大切で、ホームページに100万円使い、広告に100万円、人件費に100万円・・・どんなに完璧にしてもインターネットはナマモノなので明日になれば風向きは変わります。固定(パターン化)するというコトは、大幅なアップデート、変化が発生した際に身軽に動けない可能性があります。

ソコソコという言い方は軽そうに見えるかもしれませんが^^; 身軽に動けるというのはネットの仕事ではとても大切となるので、固定化せずに柔軟性を持ちさらに広い視野でモノ・コトを考えていけば生き残れると思います。

僕自身のコトにはなりますが、同じWEBの仕事でも昨年とは全くスタイルが異なるコトをしているので意識して変化をしたわけではなく徐々に変わっていったので、また半年・1年後には、何らかの変化はあるかと思います。


というわけで完璧を目指すのではなく「ソコソコ」という感覚で、常に視野を広げるということが大切という話をさせて頂きました。