Re:Pairというイベント。
今週末の3月31日は、浜松市渚園キャンプ場(浜名湖周辺)で開催されるRe:Pairに出店します。
準備もありますのでイベント前日の30日は店は休みです。
↓チラシ
なんとパタゴニアのリペアトラックが来る!とのこと。
モノを大切にする精神、大好きです。
ってなことでこのイベントには中古バイクを持っていきます。
田舎の納屋にずーーーーっと保管してあった古き良きマウンテンバイク。
30年前の車体でも、すっきりきれいになりまして、まだまだ使えます。
写真の他にもう一台あります。(写真を撮ろうとしたら雨が降ってきた。。。)
流石にイベントで自転車が売れるのは現実的ではないので、売れ残ったら店頭に並べます。
緑色の車体は適応身長160cm前後。
ドイツブランドCENTURIONです。
こちらの黄色い車体は、Panasonic マウンテンキャット。
マウンテンキャットと言えば、このブログの読者の中の自転車好きな人なら分かるやつ。
ひょっとしたら「最初のマウンテンバイクはマウンテンキャットだった」っていう読者もいる、かも?
それにしても、このカラーかっこいい。ヘッドマークもすごくいい。
いいなぁこれ乗れるなんて。
大人もいいですし、12歳くらいのキッズでも充分乗れます。
で、それぞれ価格ですが、イベントに出してみてから決めます。
今週末に出店するRe:Pair、イベントのスタンスとして、午前中は出品物に対する思い出とか出自をお客さんと共有して、お客さんと値段を決めて、午後から販売開始 と言う流れですので、値段は出してみてから決めようかと。
その辺、とてもSDGs感がある。
中古車をオーバーホールして販売する と言うのは新車販売以上に時間がかかるもの。
結構な数、こういった手間のかかる修理をしていますが、
僕は基本的に、シンプルな構造のものと、古き良きものに対してリスペクトを持っており、逆に最新式のものにはあまり興味がない(おい)と言う性質なので、なんというか、結構磨いてしまう。
SDGsという白く輝く言葉の裏には、「手間がかかる」とか、「困難なことをする」という面があるのを百も承知で、それでもしてしまう。
何が正しいのか分かりませんが、性なので仕方がない。
「手間がかかる」という面をそのものの販売価格に落とし込むことで解決する方法もありますが、
そのものの魅力やそれが内包するさまざまな価値を語り、それを想いごと受け取ってくれる人の元に届ける と言うのは、その場で発生するお金のやり取りだけではなく、その後も継続される縁になる。
ので、昨年から僕はシクロクロスをはじめいろんなイベントに出店していましたが、出店を続けて分かったことは、
イベントのその日の売り上げは立たなくとも、その後にお店に来てもらえるようになった とか、フルオーダーのバッグを注文してもらえた だとか、自転車の修理を依頼してもらった などなど、
その後の商売に繋がっている というような、出会った後も継続される縁に繋がっていることです。
SDGsはその「いかにも」感のある白く輝く風体からしてそっぽを向かれがちだし、「手間」や「めんどくささ」から簡単に口にはできない言葉になっていますが、実はそれにつながることって結構みんないつもやっているんじゃないか?と思っています。
って、僕は小っ恥ずかしくて「SDGs」なんて口に出したことはほぼありませんが、、。
資本主義と組み合わせるとなかなか噛み合わない部分があるのは確かですが、その噛み合わない部分の一部をこうやって言葉で形にしてみると、意外とそこから将来が見えるものだなぁ と書きながら思いました。
今日は耕ライフが届きました。
いつも楽しみ耕ライフ。
フリーペーパーです。店頭に置いてあります。
と言うわけで、明日もよろしくお願いいたします。