春彼岸会(本増寺、蓮久寺)
2024.03.25 11:45
3月20日と21日、本増寺と蓮久寺にて春彼岸会を行いました!
春彼岸の中日から、昼の時間が夜よりも長くなります。
だんだんと春らしくなって来る時期ではありますが、
今年は2月よりも3月の方が寒いという、
おかしな天候になっています。
全国的には桜の開花も遅れているようですが、
境内の梅の花は咲き始めています。
住職の話「先日、一関市の大東支所にて、
ぬはり短歌会を結成して短歌の普及に尽力した、
故・菊池知勇さんを讃えた銘板の落慶式に出席してきました。
知勇さんは、大東町曽慶の生まれで、
若山牧水らとともに短歌の作成に明け暮れ、
慶応大学幼稚舎では綴り方教育を行い、
一関市や八幡平市の多くの学校の校歌を作成しました。
岩手には、石川啄木や宮沢賢治はじめ有名無名の多くの歌人や作家がいます。
一関市では、こうした郷土の偉人を讃える活動を積極的に行っているようです。
有名であれ無名であれ、郷土の偉人を讃え、その偉業を後世に残していくことは
とても大切なことです。
市民にとっても、郷土の誇りであり、郷土を愛することにもつながります。
お彼岸では、六波羅蜜の修行を行うことを勧めていますが、
第六の行が智慧を養うことです。
郷土の歴史を学び、先人たちの足跡を発見していくことで、
私たちの生活に豊かな智慧を与えてくれるでしょう。」
法要では、読経、和讃奉唱、焼香、唱題、回向を行いました。
お斎では、ぼたもちを美味しく頂きました♬
本増寺では、法要後に檀信徒総会を行い、
新たに錦山さんが総代会長に就任いたしました。
前会長の佐藤さん、本当にありがとうございました。
今後もお寺の活動に一緒にご参加いただきたいと思います。