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4月にダブルで来る「年金減額」と「健康保険料アップ」が高齢者を直撃!

2024.03.29 01:43

日刊ゲンダイDIGITAL


【転載開始】


■4月にダブルで来る「年金減額」と

 「健康保険料アップ」が高齢者を直撃!

 公開日:2024/03/29

高齢者の生活は苦しくなるばかりだが、

限界がある・・・(C)日刊ゲンダイ


 これでは高齢者の生活は苦しくなる

ばかりだ。


 75歳以上の高齢者が支払う健康保険料が

4月から上がる。

対象は年金収入が年211万円を超える

約540万人。

75歳以上の約3割にあたる。

来年4月からは対象が広げられ、

年金収入153万円の高齢者の保険料もアップ

する。

試算によると、年金収入200万円超の人は、

年3900円負担が増えるという。


 75歳以上の高齢者が加入する

「後期高齢者医療制度」は、現役世代の

保険料によって支えられている。

保険料をアップするのは、現役世代の負担を

軽くするためだ。


■「保険料」と「窓口負担」の二重の負担増


 しかし、ここ数年、高齢者の負担は増える

一方だ。

すでに75歳以上の高齢者は、窓口負担も増や

されている。

原則1割、現役並みの所得がある人は3割

だったのに、2022年から一定以上の所得の

ある人は2割に引き上げられた。

さらに岸田政権は、少子化対策の財源確保の

ために、自己負担割合を現行の原則「1割」

から「2割」に引き上げる方針だ。

「保険料」と「窓口負担」の二重の負担増で

ある。


 そのうえ、4月以降、年金の「実質支給額」

も減額されてしまう。

厚労省は、4月から厚生年金支給額を夫婦2人

の標準世帯で月額6001円、国民年金

(満額ケース)も1人月額1758円引き上げる。

 額面上、支給額はアップされるが

「マクロ経済スライド」が適用されるため、

実質額は減ってしまうのだ。

「マクロ経済スライド」は、物価が上昇した

時は、年金の引き上げ幅を物価上昇率より

最大で0.9%低く抑える年金減額の仕組みだ。

物価が下落した時は発動されない。


 2023年の物価上昇率は3.2%だった。

物価に合わせると、厚生年金は7183円アップ

しないと生活水準を維持できない。

6001円のアップでは、年間1万4184円も足り

なくなってしまう。

国民年金も年間4500円の実質減額となる。


 経済ジャーナリストの荻原博子氏は

こう言う。

「高齢者の多くは、不安を強めているはずで

す。生活を切り詰め、消費も減らしています。

以前、話題になった2000万円問題も消えて

しまった。2000万円問題は、老後は、支出に

収入が追いつかなくなるから、生活を維持す

るためには2000万円の蓄えが必要というもの

でした。ところが、高齢者が生活費を切り詰め

始めたため、2000万円も必要なくなった。日

本の高齢者は、『現役世代に迷惑をかけるな』

『少子化対策に協力しろ』と迫られると、文句

を言いませんが、限界がありますよ」


 自民党議員が裏金で潤い、高齢者が喘ぐ

構図である。


【転載終了】

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 私も、2030年には後期高齢者の仲間入り

です。


 私たちの年代はいいですが、若い世代は

大変なことになりますね。

年金は当てにできない、介護も施設に入れ

るかもわからない。


 今の岸田政権を見ていると、今のうちに

決めれることは決めてしまえという感じで

すよね。


 政治を変えないと若者世代は介護負担が

重くのしかかってくるでしょう。


 若い時は実感できないでしょうが、介護

するようになれば時間に縛られ、歩行や

入浴時の介助、通院の付き添い。

施設入所費用もかなりの負担になります。

入所費用は親の貯蓄次第ですが。


 兎に角、介護の負担軽減には施設利用が

必要です、介護経験者の実感からですが。