秦野桜ウォーク・水無川と戸川公園ウォークの記録
3月28日(金)、例年通りならソメイヨシノが見頃の水無川の桜並木を愛でる時期のウォークですが、今年は異常に開花が遅れてしまいました。
更に天気予報も下り坂となっていましたが、ネガティブな予想を裏切って?多くのポジティブでアクティブな方の御参加を頂きました。
9時23分発の秦野駅発のバスに乗り、カルチャーパークで下車しました。一般乗車の方も少なかったので全員なんとか乗る事ができました。
カルチャーパークの広場で準備体操とウォーク説明です。
丹沢の山も頂上付近は雲が懸かっていますが、風も無くなんとか天気も持ちそうです。
秦野市カルチャーパークは体育館、陸上競技場(公認)、50mプール、図書館、野球場、ピクニック広場等が集約された施設で、丹沢山系のパノラマと水無川の土手とあいまって広々とした施設です。
何はともあれ、ウォーク開始です。桜に目を奪われないので水無川の透明度の高い流れや足元に生えている春の野草、丹沢の山々等を楽めましょう。(それ以上におしゃべりも・・)
彩が無いので、土手に植えられた花壇が気持ちを和ませてくれます。
何か見つけた様ですが・・・
おー。貴重な開花した数輪の花が有るではありませんか!
開花宣言の為に数を数えている予報官みたいに見えます。
桜も見たので?満足気なピクニック気分になった風景、と勝手に思いましょう。
桜土手古墳公園に着きました。
公園内は古墳群と歴史博物館があります。入場料は市外からでも無料!です。(太っ腹の秦野市です)
博物館の職員の方に古墳の説明も行って頂きました。公園内には6基の保存円墳と1基に復元古墳があるとの事です。使っている拡声器が気になりましたが観ボラで最近購入したものより数倍高価の様で音質も良さそうでしたが、それ以上に聞き取りやすい御担当者のお声での説明でした。
桜土手古墳1号墳(復元)の見学です。この古墳は円墳で回りを丸石で積み上げています。
水無川の流域という事で、河原の石が豊富に有ったのでこの構造になったのでしょうか。
この古墳は直径28mとの事ですので、埒面古墳は直径40mと言われているので復元したら相当見ごたえがあるのでは・・と思いました。
館内では動画を見ながら休憩したり、陳列物を見学させて頂きました。
素材は潤沢に有るので早くこの様な施設が有れば・・・
歴史博物館を出る時には小雨が降っていました。皆さん急遽雨傘や雨具の準備を始めています。
暫く歩くと雨も止んで、おかめ桜並木が始まりました、菜の花も未だ黄色の花を咲かせています。
おかめ桜は早咲きの寒緋桜と豆桜(箱根桜)との英国産の交配園芸種で、枝が横に広がらないので庭木や街路樹に使われる事が多くなっている様です。黄色とピンクの風景をなんとか楽しむ事が出来ました。
ここのおかめ桜は一本毎に植樹寄付者の記念プレートが掛けられています。
正面の新東名の高架を過ぎた辺りに観ボラの1班リーダーK氏夫妻の記念プレートが有ったはずですが何故か見つかりませんでした(隠蔽?)
当初は風の吊り橋の前で撮るつもりでしたが、橋全体が見える所がありましたので予定を変更してここで集合写真を撮らして頂きました。
あとは橋を眺めながら最後の登り坂です。左側にある河津桜はすっかり葉桜です。
無事にゴールの戸川公園の風の吊り橋前に到着です。(集合写真その2みたいですが・・)終わりの挨拶の時に丁度12時のチャイムが鳴りました。ウォークの計画は前もって年間計画を立てるので桜の開花に合わせるのは難しいですが、天気も崩れずそれなりに楽しんで頂けたのではと思います。