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風にのって楽しく~風楽(ぷら)の「あ・ゆみ」

No.9-不滅の旋律ー

2018.11.18 08:40

グレイヘア・タロティスト

セイペンタ藤子です。


赤坂ACTシアターにて

「No.9-不滅の旋律ー」を観てきました。

ベートーヴェンの生涯を描いた作品です。


以下、内容に関する記述が含まれますので

観劇予定の方は、ご注意ください。









聴力障害と、深い孤独の中

かつて、ベートーヴェンがコンサートの出来栄えを尋ねた時

大歓声で大成功だと伝えると


「譜面どおりに演奏されているかが重要なんだ。観客は関係ない。」


と言う。


しかし最後にベートーヴェンは真の芸術とは何かに気づく。


彼の頭の中にある音楽は、彼だけのものではない。


楽器だけが音楽を奏でるのではない。


彼自身も

オーケストラ奏者たちも

会場の観客たちも

全てが共鳴し

観客一人一人に芽生えた感情がまた

次々と新しい音楽を奏でていく。



そして

ベートーヴェンが亡くなった今でも

私たちは彼の音楽を聴き

共鳴し

感じ

新たな音楽を奏でていく。


それは時空を超えた、

不滅の旋律。



◆ペンタクルの2◆


一人の頭の中にあるだけで

何の意味がある?


伝える相手が居るから


一つが二つになって始めて

無限に動き出す




ご訪問ありがとうございました!