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旅のチカラ、旅のカケラ

果てのない空

2009.01.25 13:15


宿もまたパラダイスそのもの。 


『マレマレアロッジ』の広い敷地内には

民家風のコテージが点在し、

たくさんの動物が放し飼いになっていた。 

ブルドッグ、猫、カルガモ親子、孔雀… 

え、クジャク?  

ゴージャスな羽を畳んだまま目の前を通り過ぎていった。 


キッチンもあるし、レストランやバーも併設。 

ビリヤードや卓球だって無料だ! 

これで1泊100ランド(約1000円)はいいね♪ 



荷物を部屋に置き、さっそく散策に出かけた。 

最初はひとりで出かけたが、

この絶景をひとり占めするのはもったいない! 

と、相方のヒロを呼びにいった。 



 「スゲーな…」と、同じ言葉を連呼しながら

空を見上げては何度もシャッターを切るふたり。 

どこまでもつづく村の1本道を、溜息混じりに歩いた。 



ソト族の伝統的なバソト・バットを被り、 

カラフルな毛布を巻いた羊飼いとすれ違った。 

見ればまだ子どもだ。 

高らかに口笛を吹いて器用に羊たちを誘導していく。 



丘陵に作った段々畑では、山を1つ隔てて

大声でおしゃべりをする農夫がいる。 

パッチワークのような畑が幾重にも連なり、 

牛や羊の鳴き声が響く。 

牧歌的な風景に心は癒され、 

少しずつカタチを変える雲を目で追いながら深呼吸した。 



ザクザクと一定のリズムで砂を蹴り、

どこまでもつづく道と、果てのない空を散歩した。 

こんな景色、こんな風を目の当たりにすると、

ほかには何も要らない気分になる。 



満たされる、って

いろんなモノを手にすることじゃなくて

とってもシンプルなことだったんだね。 


こんな簡単なことに改めて気づかされ、

そんな気持ちを忘れずにいたいものだと思った。 



だから楽園? 


物質的な豊かさには限界があるけど、 

いつまでも変わらないこの景色に終わりはない。