やるか、続けるか、やめるか迷った時の対処法
こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
コーチングを仕事にしていると、
色んな方の人生の選択の迷いに遭遇します。
例えば、
「やろうかどうか迷っている」
とか、
「やめようかどうか迷っている」
といったものですね。
どんな選択をすべきかは、
ケース・バイ・ケースなので、
一般論は成り立ちませんが、
なるべく本人が、
見えていない情報や、
知らない情報に気づくことができ、
きちんと、
考えられていなかったことを、
考えられるように、
視野を広げ、
思考を掘り下げ、
選択肢を広げて、
より良い選択ができるような、
サポートを心がけています。
ちなみに個人的には、
迷った時のルールは決めてあって、
基本的に、
「やろうかどうか?」
と迷ったことは、
やることにして、
「やめようかどうか?」
と迷ったことは、
やめることにしています。
もちろん、
状況によって、
すぐにそうする場合もあれば、
徐々にそうする場合もありますが、
基本的な判断軸は、
シンプルです。
迷っている時間が、
一番もったいないので、
とりあえず動いて、
試してみることにしています。
人は、
本当にやりたくないことには、
「やろうかどうか?」と迷いません。
ですから、
「やろうかどうか?」と迷うのなら、
多少でも興味があるということです。
だったら、
とりあえず一歩を踏み出して、
やってみるほうが、
スッキリするし、
新しい発見があるし、
後悔は少ないと思います。
同じように、
人はやり続けたいことには、
「やめようかどうか?」と迷いません。
ですから、
「やめようかどうか?」
と迷っているなら、
何らかのやめるべき理由が、
存在しているかもしれない、
ということです。
なので、
すぐにはやめないにしても、
一旦休んでみるとか、
徐々にやめていく準備をしてみると、
良いと思います。
あるいは、
「やめたい」という気持ちを、
生じさせている要因を突き止め、
何らかの調整をしてみるのも良いですね。
迷っている時というのは案外、
本当の気持ちは、
ハッキリしているものです。
ただ、
未知の行動に対して、
不安があるとか、
「周りかどう思うか?」
が気になるとか、
「せっかくここまでやってきたのに、
もったいない」
といったサンクコストへの執着などが、
本当の気持ちを、
見えづらくしているのでしょう。
多くの人は、
迷ったときのルールを決めていなかったり、
本当の気持ちよりも、
別のことに囚われてしまうから、
やりたいこともやめたいことも、
ついつい先延ばしして、
ズルズルと時間を過ごしてしまうのでしょうね。
まあ、私はそれを、
悪いことだとは思いませんが。
高野直人