Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

一般質問(耐震改修に対する町の考えは?)

2024.03.07 00:49

※音声文字変換アプリを使用しての文字起こしになります。誤字や変換ミスがあります。ご了承のほど、お願いいたします。

一般質問はYouTubeの録画配信から見られます。是非ご覧ください。

YouTubeはコチラから

53:06から峯山の一般質問が見られます。


<峯山>大地震による震災時に被害を最小限に防ぐ方法の一つとして,建物の耐震精度の向上が挙げられるにもかかわらず,耐震改修促進計画が利根町は令和3年度で終わってしまって おりました。令和4年4月1日以降の計画を策定していなかった理由をお尋ねいたします。 家屋の耐震に対する町の考えも併せて伺います。


<まち未来創造課長>当町の耐震改修促進計画につきましては,峯山議員 御指摘のとおり,令和3年度で計画期間が満了となっており,現在は,耐震改修に関する 計画はございません。本年1月1日に石川県で発生した能登半島地震をはじめ,平成23年 の東日本大震災など過去の地震の被害状況を踏まえ,今後も地震による建物被害などが発 生する恐れがあるため,当町におきましても建築物の耐震化を促進する重要性は十分認識 しております。

これらのことから,計画期間を令和6年度から令和7年度とした利根町耐震改修促進計 画を令和6年度中頃までには作成できるよう,茨城県と協議を重ねながら進めているとこ ろでございます。


<峯山>今回計画が漏れてしまっていたということなのですけれども,今 後同様のことが起きないように,恐らく人事異動もあるかと思います。配置替えの担当変 わったときにまた漏れてしまうのかなという恐れを考えてしまうのですけれども,今後同 様のことが起きないための対策をお尋ねします。


<まち未来創造課長>今後漏れがないように,きちんと事務引継を文書で 交わして残していきたいと思います。


<峯山>文書で交わして徹底するということですので,計画を早めて,す ぐにはできないと思いますけれども,極力早く計画が策定されることを願います。現在新しい計画策定中ということなのですけれども,どのような内容になるのか。お答 えできる範囲で構いませんので,その内容についてお尋ねします。


まち未来創造課長>計画の内容でございますが,計画の目的や位置づけ, 耐震化の必要性などを示しながら,現在の当町の耐震化率に対する今後の目標を掲げ,旧 耐震建築物の耐震化を促進して計画を予定しております。計画の概要なのですけれども,計画の作成に当たってということで,背景や目的,耐震 化の必要性などを記載いたします。

次に,上位計画や関連計画,茨城県の耐震促進計画,利根町の地域防災計画の概要を記 載させていただこうと考えております。想定される地震の規模や被害の予測ということで, 茨城県で被害をもたらした歴史的な地震を一覧表で掲載していこうかと考えております。

続きまして,耐震化の状況,目標設定ということで,国の住宅土地統計調査等から推計 した現状の耐震化率や今後の耐震化率の目標を載せていきたいと考えております。建築物 に耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策を載せていきたいと考えております。耐 震安全性の向上に関する啓発及び知識の普及活動内容を掲載していく予定でおります。今のところこのような掲載を考えております。


<峯山>これは,防災危機管理課とも連携されているのでしょうか。


<まち未来創造課長>今の段階では,防災危機管理課とは協議の時間を取 ってございません。現在県と協議を進めております。

今後防災危機管理課とも連携を図って,計画策定に当たりたいと考えております。

 

<峯山>こちらの計画ですけれども,内容がそもそも耐震改修促進計画と なっておりまして,県の情報を見ると各自治体でもやはりそこの計画はあります。その中 でも家が倒壊しないように耐震性能を診断することに対して,促すだけの自治体もあれば, その診断をする専門家を紹介する自治体もあれば,紹介するだけではなくて,その補助金 を出す自治体もありました。なおかつ診断されました,いろいろ部署にもよると思うので すけれども,その補強箇所によっては,リフォームしなければいけないので,そのリフォ ーム費用も助成する自治体もありました。利根町はどのようになりますか。


<まち未来創造課長>どのような助成制度を創設するかということでよろ しいでしょうか。

建物を対象とした耐震診断や耐震設計と耐震改修工事を検討しております。また,助成 制度の国・県・町の補助率についても現在茨城県と協議し計画に盛り込んで,建築物全体 の耐震化を図れるような内容を検討しております。


<峯山>先日の能登半島地震だけではなく,近年起こっている大地震の多くが1回目の地震は耐えられても2回目の震度6以上の地震が来たときにそれで倒壊して しまうということで,二次被害が起きていると伺っております。それを未然に防ぐための ものがこの耐震の改修計画だと思いますので,診断されました,あなたのお宅は耐震改修 が必要ですと言われてもやはり高額ですので,一番安くて50万円,高いところは300万円 以上かかるものがありますので,そのような診断を受けたときに高くて改修工事リフォー ムできないとなった後に大地震が起きて,家が倒れて亡くなるという方が出てしまわない ような計画を策定していただきたいと思います。いかがでしょうか。


<まち未来創造課長>峯山議員御指摘のとおり,改修費用が高額になると いうことで,県も耐震改修工事がなかなか進まないところが懸念材料となっているようで, 今年の2月になりまして,県からも補助制度の拡充というようなお知らせが届いておりま す。今後また県と協議を進めて考えていきたいと思います。


<峯山> 様々なことを検討していただくということで安心しました。