2025Pの折り返しとなる2024年度に向けて
従業員の皆さん、2023年度のお仕事お疲れ様でした。
23年度は、自動車業界を取り巻く事業環境が好転し、当社グループの業績も、第3四半期までの結果を見ると、売上高・事業利益とも当初の予想を超え、2029V・2025Pの達成に向けて幸先の良いスタートを切ることができました。
臨機応変に業務を進めてくれた皆さんに感謝を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
24年度に向けて
本年度は、「2025年 住友理工グループ中期経営計画(2025P)」の中間・折り返しとなる年度です。
コロナ禍以前より取り組んできた構造改革などがほぼ完了し、事業の基礎固めはできたと考えています。
本年度は、2029V・2025P達成に向けて、これまでの活動をもとに、次のステージへと前進する一年となります。
自動車用品部門では、特にEV関係製品について、グローバルでの製品開発と立ち上げが重要です。
また、過去の「安定した受注や生産が通常」という概念から、「増減産への柔軟な対応が必要」へと変化していることを念頭において、業務に取り組む必要があります。
一般産業用品部門では、化成品事業は会社全体で協力し、収益が得られる事業へと転換を進めましょう。
他の事業でも、生産が落ち着いているタイミングにおいては、次の需要増のピークに備え、設備・レイアウトの再検討や生産性の効率化などに取り組む機会と考えてください。
さらに強固な組織へと進化していきましょう。
皆さんには、2029V・2025P達成に向けて、あらためて自部門・各自で何ができるかを考えてもらいたいと思います。
各部門に期待する内容については、先日発行している社内報「みつくみ」4月号に、私からのメッセージとして掲載しています。
みつくみ2でも見ることができるので、ぜひ読んでください。
24年度も、地政学リスクや変動する為替など、先行きが不透明な外部環境が続くと予想されます。
住友理工グループ全員で一致団結し、この難局を乗り越えていきましょう。
新年度に向けての安全祈願
毎年、新年度が始まる前に、伊勢神宮へお参りし、当社グループの皆さんの安全を祈願します。
当日は朝から雨で、伊勢神宮にいた数時間は特に土砂降りでしたが、逆に少ない参拝者の中でしっかり時間をかけて祈願できました。
参拝後はグローバル本社に帰り、安全担当者の皆さんに、伊勢神宮でいただいたお札をお渡ししました。
とはいえ、お札や祈願に頼るだけではなく、「安全はすべてに優先するため、皆さんは非常に重要な業務に携わっているのですから、グループ全体での管理をしっかりお願いします」と激励しました。
では皆さん、今年度もご安全に!