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2024.3.31 スノーシュー:最高積雪期の姥沢へ

2024.04.01 07:01

令和6年 3月31日(日)   参加者:14名   ガイド:真鍋雅彦

 3月に入ると県道志津―姥沢線の除雪が始まり、姥沢駐車場までが雪の回廊になります。

例年県道一般開通の前にブナ林を登り上げて、できたての雪の回廊を見学に行っています。

今年は小雪の割に3月の降雪が多くて除雪がやや難航したと聞きましたが、姥沢駐車場にた

どり着いてみると、駐車場の除雪は全て完了していて、周りの雪も例年と比べると低く広々

と見渡せ、小雪の影響を実感しました。姥沢からは真っ白な頂の湯殿山と姥ヶ岳を間近に望

むことができて、雲の流れが速い上空は雲を払いのけてくれて、より一層高峰の月山の雄姿

を現してくれました。思わず皆でスマホを掲げた時でした。清水コースの途中から県道に降

り立っていよいよ一足早い雪の回廊巡りです。やはりここでも小雪の影響はありましたが、

誰よりも先に見られた回廊は新鮮で、青空に映える回廊に満足できました。

そこからまた雪原のブナ林に戻り、尻滑りに歓声を上げ、自由にスノーシューイングを楽し

み、今にもほころびそうなブナの冬芽と、黄砂に色付いた雪に春の兆しを感じながら気持ち

よくダウンヒルが続きました。瞬く間に過ぎ去った今冬に思いをはせながら、次の季節に期

待が吹くらんだトレッキングになりました。